文献

J-GLOBAL ID：201702278120285302   整理番号：17A0137953

非特定汚染源を考慮するベイズ型組成半因子モデルを用いた産業湾港の堆積物中のポリ塩化ビフェニルの発生源推定

Estimation of Polychlorinated Biphenyl Sources in Industrial Port Sediments Using a Bayesian Semifactor Model Considering Unidentified Sources

著者 (4件)： ANEZAKI Katsunori (Hokkaido Res. Organization, Hokkaido, JPN) ,  NAKANO Takeshi (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  KASHIWAGI Nobuhisa (Inst. of Statistical Mathematics, Tokyo, JPN) ,  KASHIWAGI Nobuhisa (SOKENDAI, Kanagawa, JPN)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 50  号： 2  ページ： 765-771  発行年： 2016年01月19日 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ベイズ的組成半因子モデルによるPCB同族体パターンの分析により室蘭港の海底堆積物中のPCBの起源を推定した。PCBの起源としてカネクロル300,400,500,600,各種工場の燃焼,色素(アゾ色素及びフタロシアニン)を設けた。まず通常測定されているPCB同族体とそのホモログを含む18の同族体を説明変数としたセットを設定した。それを基本として色素,カネクロル及び燃焼に特有な同族体を加えたセットを設定した。それぞれのセットで起源物質の同族体パターンを主成分分析したところ主成分1~5で90%以上の変動を説明できた。次いで室蘭港の21か所から堆積物を採取し説明変数となっているPCB同族体の含有量を定量し,起源が不特定なものも含めベイズ的組成半因子モデル(CMBK2)で分析した。その結果起源が不特定なものは1%未満で他はいずれかの起源に分別することができた。

シソーラス用語： 解析 ,  発生 ,  *港湾 ,  *ポリ塩化ビフェニル ,  面汚染源 ,  *モデル ,  *統計学 ,  燃焼 ,  アゾ染料 ,  大環状化合物 ,  窒素複素環化合物 ,  架橋化合物 ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： *発生源解析 ,  *工業港 ,  *非特定汚染源 ,  *カネクロール ,  *ベイズ型組成半因子モデル

分類 (2件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  港湾工学一般  (RC15010W)

物質索引 (1件)： フタロシアニン

タイトルに関連する用語 (9件)： 非特定汚染源 ,  組成 ,  因子モデル ,  産業 ,  湾 ,  堆積物 ,  ポリ塩化ビフェニル ,  発生源 ,  推定