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J-GLOBAL ID：201702278239610422   整理番号：17A1370277

我が国へのコンテナ船初寄港から50年 コンテナ化による物流の変革と経済学の税点での考察

著者 (1件)： 小林潔司 (京大 経営管理大学院)
資料名： 港湾
巻： 94  号： 10  ページ： 30-33  発行年： 2017年10月25日 
JST資料番号： G0129A  ISSN： 0287-4733  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 国際海運ネットワークの形成を考えるうえで,ネットワークのノードである港湾が果たす役割は極めて重要である。このことについて,経済学の視点から考察した。ハブ港湾は,さまざまな国際航路を互いに結びつけるとともに,国内の航路や陸上における輸送ルートを結びつけるプラットフォームとして機能する。このようなプラットフォームでは市場厚の経済性が強く働く。市場厚の外部経済性は,供給側と需要側双方の相互作用により強化される。国内におけるアクセス交通やフィーダー航路の充実度も,ハブ機能の形成に極めて重要な影響を及ぼす。次の順に述べた。1)ネットワーク構造と規模の経済性,2)アジア経済における物流の変革,3)海運ネットワークの特性,4)今後の展開。

シソーラス用語： 物的流通 ,  *経済学 ,  港湾 ,  *海上輸送 ,  航路 ,  *輸送網 ,  アジア ,  経済
準シソーラス用語： 国際航路 ,  アジア経済

分類 (1件)： 水上輸送・サービス一般  (TD01010U)

引用文献 (3件)：

• 山岸 寛, UNCTADと海運自由の原則, 東京商船大学研究報告, 人文科学, vol.23, pp79-93, 1972.
• Arndt, S. W., Globalization and the open economy, North American Journal of Economics and Finance, vol.8, no.1, pp.71-79, 1997.
• 川嶋弘尚,根本敏則, アジアの国際分業とロジスティクス-生産・物流から見えるアジアそして日本、 勁草書房、 1998.

タイトルに関連する用語 (5件)： コンテナ船 ,  コンテナ ,  物流 ,  経済 ,  税