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J-GLOBAL ID：201702278839202586   整理番号：17A1516569

大地震に備える杭体・杭頭接合の新技術 特殊な杭頭接合構造の設計施工事例-TO-SPCap工法-

著者 (3件)： 福田健 (戸田建設 技術開発セ) ,  金子治 (戸田建設 技術開発セ) ,  中原理揮 (戸田建設)
資料名： 基礎工  (Foundation Engineering & Equipment, Monthly)
巻： 45  号： 11  ページ： 067-069  発行年： 2017年11月15日 
JST資料番号： S0884A  ISSN： 0285-5356  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 鋼管コンクリート杭を対象とし,杭頭接合部の構造性能の向上と施工性の確保を目的に開発した鋼板補強型杭頭接合工法「TO-SPCap工法」の概要と適用事例を紹介した。本工法は,鋼製角型プレートを杭鋼管に隅肉溶接し,杭頭接合筋を角型プレートに沿ってフレア溶接し,矩形に近い配置とする。これにより,基礎梁主筋の過密配筋部を避けた配置となり,基礎梁主筋との干渉を避けることが可能になる。本工法の応力伝達機構および抵抗機構の概念を示し,提示した設計方法および施工管理方法が実験および解析結果に基づくことを説明した。地上5層の物流施設で外周部の杭頭接合部に本本工法を適用した事例を紹介した。内部は杭頭半固定工法としている。

シソーラス用語： *コンクリート杭 ,  鋼管コンクリート構造 ,  *接合部 ,  大地震 ,  隅肉溶接 ,  梁 ,  主筋 ,  応力伝達 ,  施設 ,  流通センタ ,  補強部材 ,  鋼板 ,  建設管理
準シソーラス用語： 基礎梁 ,  *杭頭接合部 ,  *鋼管コンクリート杭 ,  物流施設

分類 (1件)： 杭,杭基礎,矢板式基礎  (RA03080W)

引用文献 (1件)：

• 福田健ほか:杭頭接合工法の開発(その2:構造性能の検証と設計手法の整備),戸田建設技術研究報告,Vol.42,2016.

タイトルに関連する用語 (5件)： 大地震 ,  杭 ,  杭頭接合 ,  設計施工 ,  工法