文献

J-GLOBAL ID：201702278854411063   整理番号：17A1801769

食用オレオコロイドは食品革命の最後の新天地か

Are edible oleocolloids the final frontier in food innovation?

著者 (1件)： PATEL Ashok R. (International Iberian Nanotechnology Lab., Braga, PRT)
資料名： Inform  (Inform)
巻： 28  号： 9  ページ： 30-32  発行年： 2017年10月 
JST資料番号： T0962A  ISSN： 1528-9303  CODEN： IFRMEC  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 食用製品開発の技術革新に関し,オレオコロイドの注目レベルは水性連続コロイドに及ばない。しかし最近の要因には,食品由来のトランス脂肪の除去を求める規制要求,パーム油生産による生態系被害に関する消費者の関心の高まり,また製品のクリーンレベルをより高めようとする工業界の志向などが組み合わさっている。こうした要因が一緒になり,最近ではオレオコロイドの処方の革新に注目が集まっている。この分野の研究は,これまで以上に強力に推進されているが,実現可能な解決策を見つけることは難しい。油連続コロイドを生成し,安定化させるのに必要な特性を有する食品級の材料は限られている。食用油のような疎水性媒体における溶質-溶媒相互作用を理解する上での我々の知識も依然として極めて乏しい。液体油中の溶質で区分を異にする物質の溶解性,自己集合性,自動組織化など,分子構造とパラメータとの間の関連性を調査することが緊急に必要である。

シソーラス用語： *食品 ,  *製品開発 ,  技術革新 ,  *軟質材料 ,  *コロイド ,  流体 ,  相分離 ,  微細構造 ,  *機能性食品 ,  *ゲル ,  *疎水性 ,  相 ,  水滴 ,  気泡 ,  懸濁液 ,  液化油 ,  不飽和脂肪酸 ,  食品廃棄物 ,  消費者志向 ,  溶解性 ,  自己集合 ,  自己組織化 ,  分子構造
準シソーラス用語： *ソフトマター ,  複雑流体 ,  オレオゲル ,  二相性 ,  トランス脂肪酸 ,  油連続系コロイド

分類 (1件)： 食品工業一般  (FJ02010F)

タイトルに関連する用語 (1件)： 食品