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J-GLOBAL ID：201702278916322541   整理番号：17A1411829

接ぎ木をつなげるテープとしての生分解性PCL/PIフィルムの設計

Design of biodegradable PCL/PI films as a joining tape for grafting plant

著者 (5件)： EKSILER Kubra (Kyushu Inst. of Technol., Fukuoka, JPN) ,  ANDOU Yoshito (Kyushu Inst. of Technol., Fukuoka, JPN) ,  NAKAYAMA Natsuki (NARO Bio-oriented Technol. Res. Advancement Institution, Saitama, JPN) ,  YOSHINAGA Keita (NARO Bio-oriented Technol. Res. Advancement Institution, Saitama, JPN) ,  SHIRAI Yoshihito (Kyushu Inst. of Technol., Fukuoka, JPN)
資料名： Environmental Technology  (Environmental Technology)
巻： 38  号： 17-20  ページ： 2362-2372  発行年： 2017年09月 
JST資料番号： C0125B  ISSN： 0959-3330  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリ(? -カプロラクトン)(PCL)とcis-1,4-ポリイソプレン)PI)のポリマーブレンドを用い土壌における微生物分解性が高い環境適合型の接ぎ木テープを開発した。特に相溶化剤,ダイズレクチン(SOLE)とアクリル化-エポキシ化大豆油(AESO)がテープの微生物分解性に及ぼす影響を検討した。PCL:PIが75:25(C75)及び50:50(C50)のブレンドを調製し分析した結果熱安定性及び力学的特性(引っ張り強さ,引っ張り係数)はC75の方が優れていた。相溶化剤の添加はC75の熱安定性には影響を及ぼさなかった。一方SOLEの添加でC75の力学的強度は向上した。C75の土壌における分解性はSOLEの添加で向上した。C75及びC75+AESOは6週間で約20%の重量損失であったのに対しC75+SOLEは45%の重量損失であった。走査型電子顕微鏡観察,示差走査熱量測定,サイズ排除クロマトグラフィー分析からポリマー鎖のランダムな切断によりC75+SOLEの分解が起こっていることを示した。接ぎ木試験を行った結果C75+SOLEは接ぎ木テープとしての機能を果たすことが確認できた。

シソーラス用語： *接木 ,  *テープ ,  *生分解性高分子 ,  ポリカプロラクトン ,  ポリイソプレン ,  *レクチン ,  *ダイズ ,  *大豆油 ,  適応性
準シソーラス用語： *接木テープ ,  *ダイズレクチン ,  *アクリル化エポキシ化大豆油 ,  環境適合性

分類 (2件)： 農林水産一般  (FA01010X) ,  環境問題  (SA01020V)

タイトルに関連する用語 (7件)： 接ぎ木 ,  テープ ,  生分解性 ,  PCL ,  pI ,  フィルム ,  設計