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J-GLOBAL ID:201702278918571760   整理番号:17A0762192

結晶状態における核酸の塩基対形成による金属錯体の分子集合

Molecular Assemblies of Metal Complexes via Base-Pairing of Nucleic Acids in the Crystalline State
著者 (7件):
資料名:
巻: 23  号: 30  ページ: 7232-7237  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0744A  ISSN: 0947-6539  CODEN: CEUJED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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付加されたアデニン(A)またはチミン(T)塩基を組み込んだコバルト(II)テルピリジン(terpy)錯体による結晶状態で形成された分子集合体の性質は,塩基が存在することによって制御されることを見出した。コバルト(II)錯体[Co(A-C6-terpy)2](BF4)2(1)および[Co(T-C6-terpy)2](BF4)2(2)はそれぞれ針状,ブロック状の単結晶である。続いて,MeOH中で1と2とを混合すると,板状結晶として[Co(A-C6-terpy)1.5(T-C6-terpy)0.5](BF4)2(3)を単離した。 1D鎖を組み込んだ3Dネットワーク構造が1にあり,一方,2はラダー型アセンブリから構築された2D積層構造をとる。 3の場合,[Co(A-C6-terpy)2]2+単位と[Co(A-C6-terpy)(T-C6-terpy)]2+単位からなる”二量体-環”がAおよびTとの塩基対によって生成する。特に,3の結晶構造は,[Co(A-C6-terpy)(T-C6-terpy)](BF4)2ヘテロレプリックコバルト(II)錯体としては,初めての例である。1-3において,ターピリジンコバルト(II)錯体単位を含むこれらの集合の違いがそれらのスピンクロスオーバ(SCO)挙動に影響を及ぼす協同作用に影響を及ぼす。得られた集合に対する末端核酸塩基の影響は[Co(terpy)2](BF4)2(4)の[Co(C6-terpy)2](BF4)2(5)との および1の5との共結晶化を検討する事によって解釈できる。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
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コバルトとニッケルの錯体  ,  白金族元素の錯体  ,  ヌクレオシド,ヌクレオチド  ,  鉄族元素の錯体の結晶構造 
物質索引 (5件):
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タイトルに関連する用語 (5件):
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