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J-GLOBAL ID:201702278974154409   整理番号:17A1408580

竹類苗条におけるホルモン分布およびトランスクリプトームプロファイルは竹類の茎発生および成長に関する洞察を提示する

Hormone Distribution and Transcriptome Profiles in Bamboo Shoots Provide Insights on Bamboo Stem Emergence and Growth
著者 (11件):
資料名:
巻: 58  号:ページ: 702-716 (WEB ONLY)  発行年: 2017年04月 
JST資料番号: U1159A  ISSN: 1471-9053  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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成長と発達は,生きている生物の一生において,緊密に連携した現象である。温帯における竹類では,春は,新しい苗条の発生に適した環境条件となる季節である。以前の研究で,竹類植物は,エネルギー消費「急速茎伸長」期があることが示された。しかし,竹類の茎伸長の開始におけるその現象は,良くわかっていない。竹類茎の開始を明らかにするために,著者らは,孟宗竹(Phyllostachys edulis)の新たに伸長した苗条における,組織領域のホルモンおよびトランスクリプトームプロファイリングを実施した。苗条頂端において,成長ホルモンオーキシン,サイトカイニンおよびジベレリンが蓄積した一方,ストレスホルモンABA,サリチル酸(SA)およびジャスモン酸(JA)は,茎の下部において,主に観察された。成熟した茎の基部は,細胞壁代謝やリグニンのような,フェニルプロパノイド代謝産物の生合成に関連する,転写産物が多いことを示した。幼若な茎の上部領域は,細胞形成を示し,DNA合成関連遺伝子が多かった。さらに,先端領域は,分裂組織維持,葉の分化および発達,葉裏面/葉表面極性および開花に関連した遺伝子の発現を促進した。著者らの発見は,竹類の茎成長の開始における,ホルモンやトランスクリプトームプログラムの空間的制御をまとめるような発見であった。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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植物の生化学  ,  発生,成長,分化 
引用文献 (151件):
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