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J-GLOBAL ID:201702279243874228   整理番号:17A1248973

リゾチームアミロイド原線維発生に及ぼすアゾ染料カルモイシンの相互作用と阻害影響【Powered by NICT】

Interaction and inhibitory influence of the azo dye carmoisine on lysozyme amyloid fibrillogenesis
著者 (2件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 1552-1564  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2331A  ISSN: 1742-206X  CODEN: MBOIBW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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共通食用着色料カルモイシンの結合とリゾチームのアミロイドフィブリル化に対する阻害効果を調べた。人間がますますカルモイシンのような種々の食品着色剤に曝露されているので,このような研究は高度に関連している。リゾチームの存在下では,カルモイシン吸収スペクトルは鉄欠乏性変化を示した。リゾチームの固有蛍光も相互作用に消光された。時間分解蛍光の結果は,結合機構は基底状態錯体形成を含むことを示唆した。結合は主に非高分子電解質力が支配的であった。FRET理論から計算したドナー(リゾチーム)とアクセプタ(カルモイシン)の間の分子間距離は3.37nmであることを見出し,カルモイシンは蛋白質のβドメインのTrp-62/63残基に近い結合することを示した。Trp残基周辺の微小環境の変化に関する情報も同期蛍光データから得た。カルモイシン結合は,リゾチームのαヘリックス組織の顕著な損失を誘導した。結合,それにもかかわらず,リゾチームの熱安定性に影響しなかった。結合反応は発熱的で,大きな負のエンタルピーと小さいが有利なエントロピー寄与により駆動される。チオフラビンTアッセイ,遠紫外円偏光二色性研究およびA FMイメージングプロファイルはカルモイシンはリゾチームのアミロイド原線維発生に及ぼす有意な阻害作用を有することを証明した。カルモイシンも既存のフィブリルに決定的な除細動効果を有していた。結果は,アミロイド関連疾患のための新しい小分子阻害剤を設計するための新しい洞察を提供するであろう。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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分子構造  ,  蛋白質・ペプチド一般 

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