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J-GLOBAL ID:201702279288641270   整理番号:17A0185633

熱帯成層圏昇温イベントと極と熱帯対流圏へのその影響

Stratospheric tropical warming event and its impact on the polar and tropical troposphere
著者 (5件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 615-625 (WEB ONLY)  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: U7039A  ISSN: 1680-7316  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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成層圏-対流圏一体化を北半球の冬季における中層大気亜熱帯ジェット(MASTJ)変動と関連して研究した。MASTJの異常な強化が,2011年12月の成層圏極夜ジェット(PNJ)の突然の赤道方向へのシフトにともない生じた。MASTJとPNJの突然の変化は,対流圏からのプラネタリー波の上方伝搬と見かけの関連をもたない。この成層圏イベントの影響は2つの地域で対流圏に侵入した:北極域と熱帯である。強いMASTJのために,高緯度でのプラネタリー波は偏向され北極域にトラップされた。プラネタリー波のトラップは帯波No.1成分の増幅をもたらし,その成分が対流圏において,大西洋セクターでのトラフ,ユーラシアセクターでのリッジの発達として現れた。強いMASTJはプラネタリー波の赤道方向への伝搬を抑制し,熱帯成層圏の上昇を弱め,熱帯成層圏における異常な昇温をもたらした。しかしながら,熱帯対流圏界面(TTL)では,氷雲の昇華が温度変化を最小に保持した。対流圏では,TTLにおける静的安定性の増加に引き続き,Madden-Julian振動(MJO)イベントの突然の終了が生じた。この終了は,成層圏イベントが対流圏における対流現象に影響を与えたことを示唆する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
大気大循環,熱帯気象  ,  成層圏・中間圏 

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