抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿では,シカによる影響を低減するために,近年開発されてきた捕獲技術について概説し,今後のシカ管理を担う体制をいかに構築するか,そのために取り組むべき課題について考えた。個体数管理を目的とした効率的な捕獲技術として,近年様々な方法が開発されている。こちらも銃器とワナを利用するものに分けられるが,これらの新たに開発された捕獲技術の特徴は,主に給餌による誘引を利用するところである。給餌誘引が有効な地域であれば,捕獲しやすい地点に給餌場を設置し,そこにシカを自発的に誘引することができるため,とくに森林内での捕獲において労力やコスト面で効率的な技術として期待されている。