抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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メタ・サーフェスはメタマテリアルの一種で,周波数選択板(Frequency Selective Surface:FSS)と地板で構成され,自然界に存在しない特性を実現した人工媒質である。簡易な構成で反射位相や反射振幅を制御できることから,反射板や反射角制御板,偏波変換板としての応用が期待されている。メタ・サーフェスを用いた偏波変換の実現として直線/円偏波変換メタ・サーフェス,直交偏波変換メタ・サーフェスが提案されている。本報告では,垂直偏波(/水平偏波)を水平偏波(/垂直偏波)に直交偏波変換するメタ・サーフェスの動作原理を示し,直交偏波変換の性能評価として偏波変換損失を定義するとともに,偏波変換損失の要因を明らかにする。また,帯域特性より,広帯域に低損失の直交偏波変換メタ・サーフェスを設計する。ユニットセルサイズp
x=p
y=0.53λ
0,パッチサイズl
x=0.16λ
0,l
y=0.48λ
0,パッチ-地板間距離h=0.20λ
0の無限周期構造のパッチ型メタ・サーフェスで,偏波変換損失1.0dB以下の比帯域幅99.7%が得られた。(著者抄録)