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J-GLOBAL ID:201702279595345349   整理番号:17A0570423

圃場条件下での可変的な水管理に対するNERICA陸稲の成長と収量の応答

Growth and yield responses of upland NERICAs to variable water management under field conditions
著者 (5件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 36-46 (WEB ONLY)  発行年: 2017年 
JST資料番号: U0809A  ISSN: 1349-1008  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,高地と低地における「アフリカのための新しい米」(ネリカ米,NERICA)陸稲品種の一貫性のない成績の原因を調査するとともに,土壌水分の欠乏下における子実収量の重要な決定要因を同定することである。異なる水管理環境(常時湛水,補助灌漑と非灌漑)下において,「NERICA-1」と「NERICA-5」の成長と収量について,日本の陸稲品種「ゆめのはたもち」と日本の低地水稲品種「ヒノヒカリ」と比較を行った。土壌水分の欠乏条件下では,ネリカ米品種の平米あたりの穂数,穂あたりの小穂数と千粒重は減少したが,日本品種の穂数はほとんど変化しなかった。一方,登熟率は,品種に関係なく,水管理によって影響を受けることはなかった。土壌水分が低い条件下での収量低下の主な原因は,穂あたりの小穂数の減少であり,この減少程度の主な要因は水分ストレスの強度であった。二次枝梗の退化変異は,土壌水分欠乏に対する小穂数応答におけるネリカ米の品種間差異をもたらした。高地と低地におけるネリカ米の成績の不一致は,土壌水分が低い条件に対する収量応答の変異に部分的に起因する可能性がある。さらに,水分ストレスの強度と土壌垂直断面に沿った水勾配の存在が結びついて,高地条件下でのネリカ米の成績にばらつきを生じさせた可能性がある。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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陸稲 
引用文献 (30件):
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