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J-GLOBAL ID：201702279649334669   整理番号：17A0933093

ステンレス製の食品用容器および調理器具中の含有金属に関する実態調査

Survey on Metals Contained in Stainless Steel Kitchenware and Tableware

著者 (8件)： 塩澤優 (東京都健康安全研究センター) ,  羽石奈穂子 (東京都健康安全研究センター) ,  鈴木公美 (東京都健康安全研究センター) ,  荻本真美 (東京都健康安全研究センター) ,  高梨麻由 (東京都健康安全研究センター) ,  富岡直子 (東京都健康安全研究センター) ,  植松洋子 (東京都健康安全研究センター) ,  門間公夫 (東京都健康安全研究センター)
資料名： 食品衛生学雑誌  (Food Hygiene and Safety Science)
巻： 58  号： 3  ページ： 166-171(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： G0622A  ISSN： 0015-6426  CODEN： SKEZAP  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： わが国に流通する食品用ステンレス製品合計164製品(172試料)について,含有金属の実態調査を行った.蛍光X線およびICPを用いて含有金属の分析を行った結果,マンガンの組成比が高い(9.59~20.03%)ステンレス製品が17試料あり,それらはどのJISの鋼種にも分類されなかった.次いで,ICPを用いて食品擬似溶媒による金属の溶出量分析を行った.その結果,ステンレス製品の溶出試験の規格があるイタリアの限度値に適合していた.また,それらのステンレス製品は蛍光X線およびICP分析で鉛とアンチモンは検出されず,日本の食品衛生法の規格に適合していた.(著者抄録)

シソーラス用語： ステンレス鋼 ,  *容器 ,  *調理器具 ,  *金属 ,  実態調査 ,  マンガン ,  鉄 ,  ニッケル ,  鉛 ,  カドミウム ,  クロム ,  アンチモン ,  蛍光X線分析 ,  誘導結合プラズマ
準シソーラス用語： *食品容器 ,  ICP

著者キーワード (20件)： ステンレス ,  マンガン ,  鉄 ,  ニッケル ,  クロム ,  鉛 ,  カドミウム ,  アンチモン ,  蛍光X線 ,  誘導結合プラズマ発光分析法 ,  stainless steel ,  manganese ,  iron ,  nickel ,  chromium ,  lead ,  cadmium ,  antimony ,  X-ray fluorescence analysis(XRF) ,  ICP

分類 (1件)： 食品包装  (FJ02030B)

引用文献 (8件)：

• 1) 日本規格協会.JISハンドブック1鉄鋼I.東京,日本規格協会,2012, p. 164.(ISBN 978-4-542-18003-1)
• 2) 日本規格協会.JISハンドブック1鉄鋼I.東京,日本規格協会,2012, p. 1353-1370.(ISBN 978-4-542-18003-1)
• 3) 大山 正,森田 茂,吉武進也.ステンレスのおはなし.東京,財団法人日本規格協会,1990, p. 166-168.(ISBN 4-542-90150-5)
• 4) 社団法人 日本化学会.微量金属の生体作用.東京,学会出版センター,1995, p. 102.(ISBN 4-7622-9806-9)
• 5) 糸川嘉則他.ミネラルの事典.東京,朝倉書店,2003, p. 358 (ISBN 4-254-10183-X)

タイトルに関連する用語 (5件)： ステンレス ,  食品用容器 ,  調理器具 ,  含有金属 ,  実態調査