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J-GLOBAL ID：201702279705082824   整理番号：17A1906190

保守プロジェクトの基礎情報を用いた問い合わせ予測モデルの提案

Proposal of an Estimation Model of Inquiry Using a Maintenance Project

著者 (5件)： 大宮望 (日本工業大学) ,  山本久志 (首都大学東京システムデザイン学部) ,  大場允晶 (日本大学経済学部) ,  丸山友希夫 (日本工業大学) ,  中邨良樹 (青山学院大学)
資料名： 日本経営工学会論文誌  (Journal of JIMA. English Issues)
巻： 68  号： 3  ページ： 212-220(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： F0241B  ISSN： 1342-2618  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,情報システムの保守工程は,開発工程より費用が多く掛かるといわれており,企業の経営課題の一つとなっている.費用が多く掛かる原因の一つに,問い合わせがある.この問い合わせは,発生することを予測することが出来ないため,人や設備の準備が出来ずに対応に多くの時間を要する.問い合わせが発生する要因については,様々な研究がなされているが,問い合わせの対応に掛かった時間からの分析はなされていない.そこで本研究では,問い合わせに対応した時間を二つに層別し,その分布の差を求め評価する分析の枠組みから,考察する.その結果から,サービス提供側である製造業の情報システム部門の視点に立ち,問い合わせの発生を予測するモデルを提案する.そして予測モデルの検証を行い,今回のデータから妥当性と有効性を示した.(著者抄録)

シソーラス用語： *プログラムメンテナンス ,  *経営情報システム ,  *意思決定支援システム ,  企業経営 ,  *予測モデル ,  質問 ,  製造業 ,  サービス ,  プロジェクト ,  系統樹 ,  評価基準 ,  データ解析 ,  応答時間
準シソーラス用語： ソフトウェア保守 ,  評価指標

著者キーワード (6件)： 経営情報システム ,  意思決定支援システム ,  ソフトウェア開発 ,  management information system ,  decision support system ,  software system development

分類 (2件)： 計算機システム開発  (JD02010R) ,  経営工学一般  (KA01010C)

引用文献 (22件)：

• [1] 樋口昌一:“ソフトウェア開発でテスト費用を抑制するスコープマネジメント”,プロジェクトマネジメント学会誌,Vol. 14, No. 3, pp. 9-13 (2012)
• [2] 林坂弘一郎,三道弘明:“ソフトウェア保守サービス契約に関する一考察”,電子情報通信学会誌,Vol. J82-A, No. 12, pp. 1819-1828 (1999)
• [3] 経営情報研究会:「図解でわかるソフトウェア開発の全て」,日本実業出版社, pp. 286-287 (2008)
• [4] Yip, S. and Lam, T. : “A Software Maintenance Survey”, Proceedings 1^st Asia Pacific Software Engineering Conference, pp. 70-79 (1998)
• [5] 増井和也,弘中茂樹,馬場辰男,松永 真:「ソフトウェア保守開発-ISO14764による」,ソフトリサーチセンター, pp. 30-34 (2007)

タイトルに関連する用語 (6件)： 保守 ,  プロジェクト ,  基礎情報 ,  問い合わせ ,  予測モデル ,  提案