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J-GLOBAL ID：201702279846720681   整理番号：17A1618280

双生イオン両親媒性物質封入銀ナノ粒子の刺激応答抽出と両手利き再分散

Stimuli-Responsive Extraction and Ambidextrous Redispersion of Zwitterionic Amphiphile-Capped Silver Nanoparticles

著者 (5件)： MORITA-IMURA Clara (Chuo Univ., Tokyo, JPN) ,  ZAMA Katsuya (Chuo Univ., Tokyo, JPN) ,  IMURA Yoshiro (Tokyo Univ. Sci., Tokyo, JPN) ,  KAWAI Takeshi (Tokyo Univ. Sci., Tokyo, JPN) ,  SHINDO Hitoshi (Chuo Univ., Tokyo, JPN)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 32  号： 27  ページ： 6948-6955  発行年： 2016年07月12日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： pH応答両親媒性3-[(2-カルボキシ-エチル)-ヘキサデシル-アミノ]プロピオン酸ラメラ集合体を用い,銀ナノ粒子を回収した。pH4でほとんどの銀ナノ粒子は双イオン3-[(2-カルボキシ-エチル)-ヘキサデシル-アミノ]プロピオン酸に回収され,pH10で3-[(2-カルボキシ-エチル)-ヘキサデシル-アミノ]プロピオン酸の溶解により,容易に再分散した。回収された3-[(2-カルボキシ-エチル)-ヘキサデシル-アミノ]プロピオン酸中の銀ナノ粒子はクロロホルムやTHFなどの有機溶媒に再分散した。銀ナノ粒子の再分散は銀表面に対する3-[(2-カルボキシ-エチル)-ヘキサデシル-アミノ]プロピオン酸の吸着性に依存し,それは分子電荷によって決まり,溶媒親和性と密接な関係があった。単分子層吸着は表面を疎水性にし,有機溶媒中で銀ナノ粒子の再分散を可能にした。二分子層吸着は表面を親水性にし,水媒質中で粒子の再分散を可能にした。その結果,3-[(2-カルボキシ-エチル)-ヘキサデシル-アミノ]プロピオン酸は銀ナノ粒子の回収システムを拡張するだけでなく,水媒質と有機溶媒における溶媒交換に大きな可能性を示した。3-[(2-カルボキシ-エチル)-ヘキサデシル-アミノ]プロピオン酸のさらなる利点はナノ粒子表面の非共有吸着であり,これが最適な溶媒の配位子交換を可能にした。

シソーラス用語： 化合物 ,  界面活性剤 ,  *銀 ,  ナノ粒子 ,  *抽出 ,  *分散【dispersion】 ,  pH【水素イオン指数】 ,  ラメラ ,  吸着 ,  疎水性 ,  親水性 ,  配位子交換 ,  環状エーテル ,  脂肪族塩素化合物 ,  トリハロメタン
準シソーラス用語： 両親媒性物質

分類 (2件)： 物理的手法を用いた吸着の研究  (CB12043P) ,  資源回収利用  (SC05060V)

物質索引 (3件)： THF ,  クロロホルム ,  3,3′-(ヘキサデシルイミノ)ビスプロパン酸

タイトルに関連する用語 (5件)： イオン ,  両親媒性物質 ,  封入 ,  銀ナノ粒子 ,  刺激応答