文献

J-GLOBAL ID：201702279898379463   整理番号：17A0639930

大気圧プラズマ-液相反応プロセスにおける診断技術の進展 5.電子スピン共鳴法を活用したプラズマバイオ反応プロセスの診断

著者 (11件)： 石川健治 (名古屋大) ,  近藤隆 (富山大) ,  竹田圭吾 (名古屋大) ,  OH Jun-Seok (名城大) ,  橋爪博司 (名古屋大) ,  田中宏昌 (名古屋大) ,  近藤博基 (名古屋大) ,  太田貴之 (名城大) ,  伊藤昌文 (名城大) ,  関根誠 (名古屋大) ,  堀勝 (名古屋大)
資料名： プラズマ・核融合学会誌  (Journal of Plasma and Fusion Research)
巻： 93  号： 5  ページ： 246-252  発行年： 2017年05月25日 
JST資料番号： G0114A  ISSN： 0918-7928  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： プラズマバイオ反応を理解する上で,生物の活動環境に存在する液相が強く影響するため,プラズマの生物作用の理解には,ダイナミクスな液相反応プロセスの診断が意義深い。プラズマがもたらす反応場の非熱的,非平衡プロセスでは,熱平衡状態に依らず活性種・フリーラジカルの反応速度が支配する機構の理解が欠かせない。そのためには,ラジカルの定量的な情報が重要である。本章では,液相・生体の反応プロセス診断について,電子スピン共鳴法によるラジカル測定に基づき行った結果について紹介する。プラズマ起因で生成する活性種と生体との相互作用とプラズマ生物化学の体系化が得られ,その暁には恒常性をもつ生体にプラズマ作用を意図的に与え,生体反応の工学を創成したい。(著者抄録)

シソーラス用語： *液相反応 ,  *反応 ,  *ESR【磁気共鳴】 ,  スピントラップ ,  治療法 ,  過酸化水素 ,  ペルオキソ酸 ,  亜硝酸 ,  *活性酸素 ,  *窒素 ,  プラズマ ,  ラジカル ,  二酸化窒素 ,  紫外線照射 ,  プラズマ化学反応
準シソーラス用語： *生体反応 ,  プラズマ医療 ,  ペルオキシ亜硝酸塩 ,  *活性窒素 ,  大気圧非平衡プラズマ

分類 (2件)： プラズマ応用  (BJ02110K) ,  荷電体衝撃・放電による反応  (CB06020R)

引用文献 (36件)：

• M. Iwasaki et al., J. Appl. Phys. 92, 081503 (2008).
• 例えば, プラズマ・核融合学会誌 2011年10月号小特集 「プラズマ-バイオ融合科学への新展開」.
• S. Iseki et al., Appl. Phys. Lett. 100, 113702 (2012).
• H. Tanaka et al., Plasma Med. 1, 265 (2011) .
• F. Utsumi et al., PLoS ONE 6, e81576 (2014).

タイトルに関連する用語 (9件)： 大気圧プラズマ ,  液相反応 ,  プロセス ,  診断 ,  進展 ,  電子スピン共鳴 ,  活用 ,  プラズマ ,  反応プロセス