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J-GLOBAL ID：201702279912302613   整理番号：17A0663887

ケツルアズキ(Vigna mungo (L.) Hepper)のバイオアベイラビリティに影響する反栄養素に加えて鉄及び亜鉛の遺伝的変異性

Genetic variability for iron and zinc as well as antinutrients affecting bioavailability in black gram (Vigna mungo (L.) Hepper)

著者 (5件)： SINGH Jagdish (ICAR-Indian Inst. Pulses Res., UP, IND) ,  KANAUJIA Rajani (ICAR-Indian Inst. Pulses Res., UP, IND) ,  SRIVASTAVA A. K. (ICAR-Indian Inst. Pulses Res., UP, IND) ,  DIXIT G. P. (ICAR-Indian Inst. Pulses Res., UP, IND) ,  SINGH N. P. (ICAR-Indian Inst. Pulses Res., UP, IND)
資料名： Journal of Food Science & Technology  (Journal of Food Science & Technology)
巻： 54  号： 4  ページ： 1035-1042  発行年： 2017年03月 
JST資料番号： E0090C  ISSN： 0022-1155  CODEN： JFSTAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ケツルアズキにおける鉄,亜鉛,フィチン酸及びポリフェノールの遺伝的変異性及び遺伝率を研究した。遺伝子型の影響は全ての品質形質に関して顕著であり,研究した形質に関するケツルアズキ遺伝子型の間で大きな変異性の存在を示した。遺伝子型×栽培年の相互作用は研究した全ての形質に関して顕著であり,栽培年を通した品質特性の発現への特異的反応を示した。ケツルアズキ遺伝子型の鉄含量は亜鉛含量と顕著な正表現型相関を示し,それはフィチン酸及びポリフェノール含量と正相関を示した。このデータにより,形質は遺伝子型的に相関するが,発現は環境影響により隠されることを示した。さらに,これは遺伝子型間のフィチン酸及びポリフェノール含量の低い遺伝率推定値を示した。低レベルのフィチン酸及びポリフェノールに加えて高い鉄及び亜鉛を含む4形質のケツルアズキの優れた登録品を特定した。近年,これらの化合物は抗酸化活性及び健康への正影響の知見が報告されている。

シソーラス用語： *ケツルアズキ ,  バイオアベイラビリティ ,  *反栄養素 ,  *変異 ,  *鉄 ,  *亜鉛 ,  多価フェノール ,  食品成分 ,  食品分析 ,  栄養価 ,  遺伝子型 ,  品質特性 ,  相関 ,  酸化防止 ,  栄養素 ,  糖アルコール ,  イノシトールリン酸
準シソーラス用語： *遺伝的変異性 ,  抗酸化活性 ,  微量栄養素 ,  変異率

分類 (3件)： 野菜とその加工品  (FJ11020O) ,  食品の化学・栄養価  (FJ01020J) ,  遺伝的変異  (EC01030Y)

物質索引 (1件)： フィチン酸

タイトルに関連する用語 (7件)： ケツルアズキ ,  Vigna ,  バイオアベイラビリティ ,  反栄養素 ,  鉄 ,  亜鉛 ,  遺伝的変異性