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J-GLOBAL ID：201702279981897727   整理番号：17A0391098

粘着・接着・剥離技術 粘着テープの剥離端の観察

著者 (1件)： 北崎寧昭 (PSA研)
資料名： コンバーテック  (Convertech)
巻： 45  号： 3  ページ： 45-50  発行年： 2017年03月15日 
JST資料番号： Y0873A  ISSN： 0911-2316  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 粘着テープの剥離接着について,剥離の起きている端末の観察により剥離強度を調べ,接着の基本原理を説明する。1)剥離試験に対する考察の流れとして,剥離接着を観察した例について述べる。2)剥離端の観察の流れについて次項より詳述する。a)被着体にポリメチルメタクリレート(PMMA)とポリエチレン(PE)を用いて180度剥離の側面から観察を行った福沢の研究について述べる。b)プローブの先端の粘着剤の変化を動画として観察し,引張試験機を用いて応力-ひずみ曲線を得た山口の研究について述べる。c)剥離パターンに対する発生のメカニズムを考察した戸田と山崎の研究について述べる。d)粘着テープの剥離端の観察による中前らの研究について述べる。e)ビデオマイクロスコープを用いた剥離端を側面から追跡する中村,浦濱らの研究について述べる。f)被着体と各種粘着剤を備えた粘着テープの剥離接着力を調べた北崎の検討について述べる。

シソーラス用語： *粘着テープ ,  *剥離試験 ,  接着強さ ,  界面 ,  応力歪曲線 ,  粘着剤 ,  引張試験
準シソーラス用語： 接着界面 ,  剥離強度

分類 (1件)： 接着剤の性質・試験  (YK02000Q)

引用文献 (21件)：

• D. H. Kaelble : Trans. Soc. Rheology, 9,135(1965)
• 畑 敏雄、他:高分子化学,22, 152 (1965)
• A. N. Gent, J. Schultz : J. Adhesion, 3,281(1972)
• A. Carre, J. Schultz : J. Adhesion, 17,135(1984)
• A. Carre, J. Schultz : J. Adhesion, 18,171(1984)

タイトルに関連する用語 (3件)： 粘着 ,  粘着テープ ,  観察