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J-GLOBAL ID：201702279989885501   整理番号：17A0336116

電子電気双極子モーメント探索に向けた光学的双極子力トラップシステム開発の現状

Present Status of the Development of an Optical Dipole Force Trap System towards the Electron Electric Dipole Moment Search

著者 (17件)： HARADA K. (Tohoku Univ.) ,  HAYAMIZU T. (Tohoku Univ.) ,  KATO K. (Tohoku Univ.) ,  SAKAMOTO K. (Tohoku Univ.) ,  KAWAMURA H. (Tohoku Univ.) ,  INOUE T. (Tohoku Univ.) ,  ARIKAWA H. (Tohoku Univ.) ,  ISHIKAWA T. (Tohoku Univ.) ,  AOKI T. (Tohoku Univ.) ,  UCHIYAMA A. (Tohoku Univ.) ,  ITO S. (Tohoku Univ.) ,  ANDO S. (Tohoku Univ.) ,  ITOH M. (Tohoku Univ.) ,  AOKI T. (Univ. Tokyo) ,  HATAKEYAMA A. (Tokyo Univ. Agriculture and Technol.) ,  DAMMALAPATI U. (Tohoku Univ.) ,  SAKEMI Y. (Tohoku Univ.)
資料名： CYRIC Annual Report (Cyclotron and Radioisotope Center, Tohoku University)  (CYRIC Annual Report (Cyclotron and Radioisotope Center, Tohoku University))
巻： 2014/2015  ページ： 17-19  発行年： 2015年 
JST資料番号： X0872A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 基本的対称性の破れを試験するために永久電気双極子モーメント(EDM)探索実験が精力的に行われている。酸化トリウム(ThO)を用いた電子EDM測定は最も精密な測定として広く知られている。電子EDMの上限をより高感度で検出するために,原子のレーザ冷却と捕獲法を用いた測定が提案されている。本稿では,FrとRb原子を捕獲するためのCYRICの光学的双極子力トラップ(ODT)システム開発の現状を報告した。新たに導入した光源はシード光とファイバ増幅器からなる。電流1.35Aにおける最大出力は550mWであった。増幅器は連続波,狭線幅,偏波面保存ファイバ増幅器で,単一周波数光を50W以上に増幅する。シード光の出力が120mWのときの増幅器の出力パワーは約56Wであった。

シソーラス用語： *双極子モーメント ,  電子 ,  *レーザ冷却 ,  力 ,  *フランシウム ,  *ルビジウム ,  捕獲 ,  原子 ,  偏波面保存ファイバ ,  *光増幅器 ,  酸化トリウム ,  光トラッピング
準シソーラス用語： ファイバ増幅器 ,  *永久電気双極子モーメント ,  原子捕獲 ,  双極子力

分類 (1件)： 原子と光子の相互作用  (BH03060F)

タイトルに関連する用語 (7件)： 電子電気双極子モーメント ,  探索 ,  光学 ,  双極子 ,  トラップ ,  開発 ,  現状