文献
J-GLOBAL ID:201702280020520948   整理番号:17A0776481

九州北部のムギ作圃場におけるスズメノテッポウ(Alopecurus aequalis)とカズノコグサ(Beckmannia syzigachne)の出穂と種子生産

Heading and seed production of Alopecurus aequalis and Beckmannia syzigachne in wheat fields in northern Kyushu, Japan
著者 (3件):
資料名:
巻: 62  号:ページ: 1-6(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: G0809B  ISSN: 0372-798X  CODEN: ZASKAN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
九州北部の水稲-ムギ類二毛作水田におけるムギ作圃場での主要イネ科雑草であるスズメノテッポウとカズノコグサについて,コムギ栽培圃場における発生日の異なる個体の出穂及び種子生産の特徴を調査した。出穂日については,両草種ともに発生日が遅い個体ほど遅く,その傾向はスズメノテッポウで顕著で,カズノコグサは比較的斉一に出穂した。出穂個体割合については,両草種ともに発生日の違いによる影響は認められなかった。種子生産個体割合は,スズメノテッポウで1月下旬発生個体で低下し,発生日の影響が認められた。個体あたりの穂数については,スズメノテッポウで最大8本,カズノコグサで4本となり両草種ともに発生日が遅い個体ほど少なかった。個体あたり種子生産数はコムギの播種直後の12月上旬発生個体で最も多く,スズメノテッポウでは平均で約1000粒,最大で約3000粒,カズノコグサでは平均で約500粒,最大で約1200粒であったが,発生日が遅くなるほど顕著に少なくなり,1月下旬発生個体では12月上旬発生個体の約10%であった。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
発生,成長,分化  ,  雑草による植物被害 
引用文献 (17件):
  • 荒井正雄・片岡孝義・千坂英雄 1958.水田裏作雑草スズメノテッポウの生態的研究 第5報 光線の強さが生育・種子の発芽力及び種子生産量に及ぼす影響について.日作紀 27, 129-132.
  • 荒井正雄 1961.水田裏作雑草の生態学的研究-水田裏麦作の雑草防除の基礎-.関東東山農試研報 19, 1-182.
  • 浅井元朗・松田裕之 2008.耕地雑草の個体群動態モデルプロトタイプ.農研機構成果情報 http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/narc/2008/narc08-28.html(2016年7月25日アクセス確認)
  • 浅井元朗 2011.雑草の個体群動態予測モデルと耕地生態系の生物間相互作用:IWMからIPM, IBMへ.雑草研究 56, 191-196.
  • FAO 2016. Beckmannia syzigachne. http://ecocrop.fao.org/ecocrop/srv/en/dataSheet?id=3674(2016年7月25日アクセス確認)
もっと見る

前のページに戻る