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J-GLOBAL ID：201702280184799947   整理番号：17A0514223

レーザーによるコンクリート欠陥検出技術における外部振動・騒音の影響とその対策

著者 (8件)： 御崎哲一 (西日本旅客鉄道株式会社 鉄道本部 技術開発部) ,  坂本寛章 (西日本旅客鉄道株式会社 鉄道本部 構造技術室) ,  瀧浪秀元 (西日本旅客鉄道株式会社 鉄道本部 技術開発部) ,  篠田昌弘 (防衛大学校 建設環境工学科) ,  島田義則 (公益財団法人レーザー技術総合研究所) ,  KOTYAEV Oleg (公益財団法人レーザー技術総合研究所) ,  江本茂夫 (株式会社ユニロック) ,  朝倉俊弘 (京都大学大学院 工学研究科 社会基盤工学専攻)
資料名： 土木学会論文集 F3(土木情報学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. F3 (Civil Engineering Informatics) (Web))
巻： 72  号： 1  ページ： 11-23(J-STAGE)  発行年： 2016年 
JST資料番号： U0254A  ISSN： 2185-6591  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： コンクリート表面の一般的な検査法として打音法が用いられている.打音法は簡易であるものの,技術者間で検査結果が異なることや,多大な検査時間を要する等の課題がある.そこで,本研究では,レーザーによる加振と遠隔探傷が可能なコンクリート表面の非破壊検査法を開発した.開発した装置を用いて室内試験を実施し,基本性能を確認した後,新幹線トンネルの覆工に適用した結果,保守用車・発電機の振動・騒音等が計測精度に悪影響を及ぼすことが判明した.そこで,保守用車・発電機の振動・騒音等のノイズを低減させるため,除振台および防音室を提案システムに設置したところ,ノイズを低減させることができ,開発した装置によりコンクリート表面の振動特性を把握できることを確認した.(著者抄録)

シソーラス用語： *非破壊検査 ,  表面 ,  故障検出 ,  計測 ,  *トンネル覆工 ,  騒音抑制 ,  特性 ,  コンクリート ,  コンクリート表面 ,  レーザ応用計測 ,  振動特性 ,  *レーザビーム測定 ,  抑制
準シソーラス用語： *レーザビーム計測 ,  欠陥検出 ,  騒音低減

著者キーワード (4件)： tunnel ,  non-destructive test ,  laser remote sensing system ,  concrete

分類 (2件)： トンネルの保守と付帯設備,その他  (RC05060U) ,  建設材料試験  (RA06020D)

引用文献 (22件)：

• 1) 足立紀尚 : トンネル安全問題検討会-保生技術の確立-, 日本鉄道施設協会誌特集『コンクリート』, pp. 14-15, 2000.
• 2) 国土交通省鉄道局監修, 鉄道総合技術研究所編 : 鉄道構造物等維持管理標準・同解説(構造物編), トンネル, 丸善, pp. 12-18, 2007.
• 3) 松井精一, 山田裕一, 長田文博 : 低周波弾性波を用いたトンネル覆工コンクリート内部の劣化診断手法, 土木学会論文集, No. 746/V-61, pp. 13-24, 2003.
• 4) 吉田秀典, 高橋恵介, 堺孝司 : 超音波法を用いたコンクリートのひび割れ深さの同定に関する研究, 土木学会論文集, No. 732/V-59, pp. 121-133, 2003.5.
• 5) 坂田康徳, 大津政康 : 超音波スペクトルロスコピーに基づくコンクリートのひびわれ評価に関する基礎研究, 土木学会論文集, No. 414/V-12, pp. 69-78, 1990.2.

タイトルに関連する用語 (5件)： レーザー ,  コンクリート ,  欠陥検出 ,  振動・騒音 ,  対策