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J-GLOBAL ID:201702280285707907   整理番号:17A1640584

ポリ(lactic-co-グリコール酸)とモンモリロナイトとの複合体を含む薬物送達システムにおけるクルクミンの相互作用:密度汎関数理論と分子動力学研究【Powered by NICT】

Interaction of curcumin in a drug delivery system including a composite with poly(lactic-co-glycolic acid) and montmorillonite: a density functional theory and molecular dynamics study
著者 (4件):
資料名:
巻:号: 40  ページ: 8070-8082  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2382A  ISSN: 2050-750X  CODEN: JMCBDV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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クルクミンのような植物化学物質は,癌予防と治療に大きな可能性を持っている。しかし,遊離クルクミンの不安定性および低水溶性はその抗癌可能性を弱める。これら望ましくない問題は,ポリ乳酸-co-グリコール酸(PLGA),リポソームまたはミセルなどの生体適合性と生分解性高分子含有ナノ粒子にクルクミンを負荷することにより避けることができる。薬物と放出制御の相互作用は,PLGAナノ粒子を含む中への粘土鉱物の添加によりさらに増強することができた。そのようなナノ粒子は癌薬物送達システムのための新しい方法を提供する。しかし,得られた複合材料中の粘土鉱物の役割は完全には理解されていない。それ故,本研究では,酸性及び中性pH媒質におけるクラスタ(B97-D),周期的DFTと分子動力学(MD)シミュレーションを用いて層状粘土構造の寄与を理解するために両親媒性高分子(PLGA)の存在下でのモンモリロナイト(MMT)ナノ粒子と水環境におけるクルクミン抗癌剤の系統的吸着研究を行った。MMTは特にvdW相互作用によるポリマまたは薬物分子に対して高い親和性を持つことが分かった。さらに,MMTはクルクミンの放出を促進することが観察された。最近の知見はMMTとPLGAの複合材料は,抗癌薬クルクミンを送達するために使用される可能性があることを示唆した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (3件):
分類
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製剤一般  ,  抗腫よう薬の基礎研究  ,  固体デバイス製造技術一般 
物質索引 (1件):
物質索引
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