文献

J-GLOBAL ID：201702280293497807   整理番号：17A1374800

レーザ焼結における余剰焼結に影響を与える支配要素に関する考察

著者 (3件)： 山内友貴 (東京都産業技術研究セ) ,  木暮尊志 (東京都産業技術研究セ) ,  新野俊樹 (東大 生産技研)
資料名： 精密工学会大会学術講演会講演論文集  (精密工学会大会シンポジウム資料集)
巻： 2017  号： 秋季(CD-ROM)  ページ： ROMBUNNO.H37  発行年： 2017年09月05日 
JST資料番号： Y0914A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： レーザ焼結では,レーザによって供給された熱が部品以外の場所にも伝達し,粉末材料が部品周辺に意図せず溶着する。この現象は余剰焼結と呼ばれ,その量は予測が困難で,加工の微細性を低下する主要因となっている。筆者らは,余剰焼結発生の支配的な要因を調査した。その結果,粉末床の温度を下げることで等方的に減少し,走査方向にはレーザの出力,走査方向に直角な方向には,走査間隔の影響が支配的であることがわかった。(著者抄録)

シソーラス用語： *レーザ焼結 ,  付加製造 ,  レーザ ,  等方性 ,  走査 ,  微細加工 ,  *レーザ加工
準シソーラス用語： 粉末床溶融結合

分類 (2件)： 圧粉,焼結  (WC02030X) ,  特殊加工  (QC04000Y)

引用文献 (5件)：

• 原,新野ら,低温予熱造形の機械特性と微細性の評価,2013年精密工学会秋季大会講演論文集,p195-196
• 井口,早野ら,ファイバレーザによるナイロン粉末の微細造形, 2010年精密工学会秋季大会講演論文集,p829-830
• Yamauchi et al,Low Temperature Laser Sintering of PA Powder Using Fiber Laser,Proc. Solid Freeform Fabrication Symposium 2016 p2204-2216
• 山内,新野ら,ファイバーレーザによるレーザ焼結での低温造形時に生ずる密度の形状依存性,2016年精密工学会秋季大会講演論文集,p307-308
• 山内,新野ら,低温造形でレーザ焼結された部品の密度に与える1層あたりの造形時間の影響,2017年精密工学会春季大会講演論文集,p1015-1016

タイトルに関連する用語 (5件)： レーザ焼結 ,  余剰 ,  焼結 ,  支配 ,  要素