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J-GLOBAL ID：201702280336612108   整理番号：17A1009103

複数衛星を用いた地上/衛星共用携帯電話システムの同期範囲に関する一検討

A study on synchronization range of satellite/terrestrial integrated mobile communication system with dual satellites

著者 (5件)： 恒川幸大 (名古屋工大 大学院工学研究科) ,  岡本英二 (名古屋工大 大学院工学研究科) ,  岡本英二 (情報通信研究機構) ,  辻宏之 (情報通信研究機構) ,  三浦周 (情報通信研究機構)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 117  号： 152(SAT2017 6-19)  ページ： 69-74  発行年： 2017年07月20日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 地上系通信システムと統合した携帯端末を用いる地上/衛星共用携帯電話システムにおいて,筆者らは複数の衛星局を用いた衛星MIMO(multiple-input multiple-output)を適用することで,システム容量を増大させることを検討している。しかしこれまでの検討では衛星セル内のユーザに対して,2つの衛星の信号の受信遅延差がマルチキャリア伝送のガードインターバル内に収まる同期可能範囲が明らかではなかった。そこで本稿では,過去に計算機シミュレーションにより明らかにしたスループット特性を元に,衛星セル内において衛星MIMOを用いた場合に容量を増加させることのできるユーザの範囲を明らかにする。(著者抄録)

シソーラス用語： 移動通信 ,  同期 ,  *通信方式 ,  容量 ,  *範囲
準シソーラス用語： 地上衛星共用携帯電話システム ,  システム同期 ,  *複数衛星通信システム ,  MIMO ,  システム容量 ,  *システム同期範囲

分類 (2件)： 宇宙通信  (ND08040S) ,  移動通信  (ND08030H)

引用文献 (8件)：

• T. Minowa, M. Tanaka, N. Hamamoto, Y. Fujino, N. Nishinaga, R. Miura, and K. Suzuki, ′′Satellite/Terrestrial Integrated Mobile Communication System for Nation's Security and Safety,′′ IEICE Trans. On Commun., vol.J91-B, no.12, pp.1629-1640, Dec. 2008.
• ′′Mobile Communications Systems for 2020 and beyond,′′ ARIB 2020 and Beyond Ad Hoc Group White Paper, [Online] http://www.arib.or.jp/ADWICS/20bah-wp-100.pdf, Oct. 2014.
• RP-170132, ′′New SI: Study on NR to support Non-Terrestrial Networks,′′ Thales, et. al., 3GPP TSG RAN#75, Mar. 2017.
• 梅比良正弘,′′衛星/地上統合移動通信システムにおける周波数共用に関する一検討,′′ 信学技報,vol.107,no.497,SAT2007-63, pp.11-16, Feb.2008.
• D. Goto, F. Yamashita, T. Sugiyama, and K. Kobayashi, ′′Broadband Multi-Satellite/Multi-Beam System with Single Frequency Reuse,′′ Proc. IEEE Vehicular Technology Conference (VTC-2015S), pp.1-5, May 2015.

タイトルに関連する用語 (4件)： 衛星 ,  地上 ,  共用 ,  携帯電話