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J-GLOBAL ID:201702280501050661   整理番号:17A0087947

2元SAMs修飾電極をRu(II)錯体のカプセル化免疫リポゾームと組み合わせる方法に基づくバイオセンサによるインフルエンザウイルスの検出

Detection of influenza virus by a biosensor based on the method combining electrochemiluminescence on binary SAMs modified Au electrode with an immunoliposome encapsulating Ru (II) complex
著者 (5件):
資料名:
巻: 408  号: 22  ページ: 5963-5971  発行年: 2016年09月 
JST資料番号: E0425B  ISSN: 1618-2642  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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インフルエンザ感染の診断に利用される最近のポイントオブケア検査(POCT)は,低感度のために偽陰性診断を示す問題がある。筆者らは,トリス(2,2′-ビピリジル)ルテニウム(II)錯体をカプセル化する免疫リポゾームを利用する電気化学ルミネセンス(ECL)に基づく免疫センサによるインフルエンザウイルスA(H1N1)の検出を報告する。このセンサの利用によって,筆者らは,リポゾームの表面で結合する抗体の免疫反応で自己組織化単分子層(SAMs)に固定化されたヘマグルチニンペプチドと競合するウイルスを検出することができた。HAペプチドは,19mer(TGLRNGITNKVNSVIEKAA)であった。筆者らは,モノSAMsの代わりの2元SAMsの導入によって感度と正確度の大きな改良を実証した。2元SAMsは,3,3′-ジチオジプロピオン酸と1-ヘキサンチオールから調製された。2元SAMsの利用は,Au電極の表面のSAMsの被覆率の増大を可能にし,この事実が,陽極脱離電流の観察によって確認された。この電極を利用して,BSAの検出法が最適化され,ECLバックグランドシグナルが低下された。その後,筆者らは,インフルエンザウイルスの検出に本法を適用した。筆者らは,POCTとELISAと比べて高感度でウイルスを首尾よく検出する。検出範囲は,2.7×102から2.7×103 PFU/mLまでの範囲である。Copyright 2016 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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