文献
J-GLOBAL ID:201702280506892332   整理番号:17A0088105

スギ人工林における下層木質植生の種の豊かさは輪伐数の増加とともに減少する

Species richness of the understory woody vegetation in Japanese cedar plantations declines with increasing number of rotations
著者 (4件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 291-299  発行年: 2016年12月 
JST資料番号: L2720A  ISSN: 1341-6979  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
天然広葉樹林の回復の可能性は人工林管理の影響により減少しつつある。特に,繰り返し輪伐を受けた場所でそうである。本稿では,冷温帯スギ人工林における木質苗木の天然更新に対する反復針葉樹人工林の影響に関する2つの作業仮説,(1)針葉樹の反復人工林は苗木の種の豊かさを減少させる,と(2)針葉樹の反復人工林は苗木種の組成を変化させる,を調べた。その結果,第一輪伐人工林より第2輪伐人工林で種の豊かさが有意に減少したために第一仮説が支持されることを示した。第二仮説は異なる輪伐数にる人工林間の種組成の有意または実質的差がないためら支持されなかった。しかし,樹木(非灌木)と重力分散種の豊度は小苗木では減少しないが大苗木の第二輪伐後に減少し,これは反復輪伐が苗木サイズに依存していることを示した。これらの結果により,天然林からの距離と種子源のような人工林における種の維持に影響する因子を考慮し,反復人工林の影響を最小化することが重要なことを示した。Copyright 2016 The Japanese Forest Society and Springer Japan Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
森林生物学一般  ,  生態系  ,  伐木,造材 
引用文献 (38件):
  • Bremer LL, Farley KA (2010) Does plantation forestry restore biodiversity or create green deserts? A synthesis of the effects of land-use transitions on plant species richness. Biodivers Conserv 19:3893-3915
  • Brockerhoff EG, Jactel H, Parrotta JA, Quine CP, Sayer J (2008) Plantation forests and biodiversity: oxymoron or opportunity? Biodivers Conserv 17:925-951
  • Brown ND, Curtis T, Adams EC (2015) Effects of clear-felling versus gradual removal of conifer trees on the survival of understorey plants during the restoration of ancient woodlands. For Ecol Manag 348:15-22
  • FAO (2010) Global forest resources assessment 2010 key findings. Forestry Department, Food and Agriculture Organization of the United Nations, Rome
  • Frazer GW, Canham CD, Lertzman KPS (1999) Gap Light Analyzer (GLA), version 2.0 imaging software to extract canopy structure and gap light transmission from true-colour fisheye photographs, users manual and program documentation. Millbrook, New York
もっと見る
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る