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J-GLOBAL ID:201702280620420287   整理番号:17A0191807

密度の異なるNi-Moプレアロイ合金焼結浸炭焼入れ歯車の面圧疲労強度と空孔を考慮したFEMによる接触応力解析

著者 (4件):
資料名:
巻: 63  号: 12  ページ: 995-1001(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: F0691A  ISSN: 0532-8799  CODEN: FOFUA2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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著者らはこれまで自動車のトランスミッション用歯車に焼結鋼の適用を図るべく研究開発を進めてきており,既に,Ni-Moプレアロイ合金粉末を用いた焼結鋼歯車(P/M歯車)を製作し歯元曲げ疲れ試験と有限要素法による解析を実施している。本研究においては,このP/M歯車の実負荷条件での課題である面圧疲れ強さについて探求した。Fe-0.56Ni-0.99Mo-0.26C(mass%)粉末の圧粉,焼結,転造および浸炭焼入れによってP/M歯車を製造した。圧粉において異なる成形圧を用い,異なる密度の焼結体を得るようにした。得たサンプルについて,動力循環式歯車運転試験機を用いて面圧疲れ試験を実施した。また,有限要素法を用いた接触応力解析も実施した。これらの実験と解析から,密度7.40Mg/m3の焼結体に適切な表面転造および浸炭焼入れを施すと,未処理の7.54Mg/m3や溶製歯車と同等以上の面圧疲れ強さを発揮することを明らかにし,表面から特定の深さのみを緻密化することで面圧疲れ強さを得ることができ,全体を緻密化する必要はないことを示した。
シソーラス用語:
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分類 (3件):
分類
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圧粉,焼結  ,  金属材料  ,  歯車,歯車装置 
引用文献 (9件):
  • 1) T. Takemasu, T. Koide, Y. Takeda, T. Shinbutsu: “Surface Durability Test and Contact Stress Analysis of 1.5Cr-0.2Mo High Density Sintered Steel Gear”, Proceedings of 2012 Powder Metallurgy World Congress, H. Miura and A. Kawasaki, Yokohama, Japan Society of Powder and Powder Metallurgy, (2012) CD-ROM.
  • 2) S. Nishida, M. Yoshida, H. Suzuki, T. Takemasu, T. Koide: J. Jpn. Soc. Powder Powder Metallurgy, 61 (2014) 318-323.
  • 3) T. Nagata, T. Takemasu, T. Koide, S. Nishida: J. Jpn. Soc. Powder Powder Metallurgy, 63 (2016) 17-22.
  • 4) T. Takemasu, M. Nakamoto, T. Koide, Y. Takeda, T. Shinbutsu: J.Jpn. Soc. Powder Powder Metallurgy, 60 (2013) 271-277.
  • 5) T. Takemasu, M. Nakamoto, T. Koide, Y. Takeda, T. Shinbutsu: J.Jpn. Soc. Powder Powder Metallurgy, 60 (2013) 278-283.
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