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J-GLOBAL ID:201702280673317246   整理番号:17A0983027

希釈アルカリ水溶液中でのフリーラジカル共重合による水不溶性ヘミセルロースの変性

MODIFICATION OF THE WATER-INSOLUBLE HEMICELLULOSES VIA FREE RADICAL COPOLYMERIZATION IN DILUTED ALKALI AQUEOUS MEDIUM
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資料名:
巻: 37  号: 1-3  ページ: 191-200  発行年: 2017年06月 
JST資料番号: E0983A  ISSN: 0277-3813  CODEN: JWCTDJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ヘミセルロース-g-ポリアクリルアミド(PAM)の合成は,過硫酸カリウム(KPS)/チオ硫酸ナトリウム(Na2S2O3)からなるレドックス開始剤によって開始されたフリーラジカル共重合を介して希釈アルカリ性水溶液中で実施した。低置換ヘミセルロース,1-アラビノ-4-O-メチル-d-グルクロノ-d-キシラン(wis-AGX)は,超音波補助希釈アルカリ抽出法によりコーンコブから単離されたヘミセルロースの主成分であり,それらの用途を大きく制限する。グラフト率およびグラフト効率の両方に影響を与えた要因,例えば開始剤の用量,モノマー濃度,および反応時間を調べた。フーリエ変換赤外分光計(FT-IR),1H核磁気共鳴分光法(NMR),熱重量分析(TGA)およびゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)によって,グラフトコポリマーの化学構造および熱および高分子重量特性を特徴付けた。この結果は,PAM部分がヘミセルロースの側鎖にうまく導入され,グラフト共重合体が水中で良好な溶解性を示したことを示した。このような改変は,水不溶性ヘミセルロースの適用を広げるための可能な新しい方法を見出すことを示唆しており,得られたグラフトコポリマーは,ゲル,フィルム,吸着剤,コーティングまたは薬物送達システムのような潜在的な用途を有する可能性がある。
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分類 (1件):
分類
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木材化学 

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