文献
J-GLOBAL ID:201702280735704003   整理番号:17A0082799

ヌクレオチド(ATP)の蛍光指紋に及ぼすpHの影響

Effects of pH on the Fluorescence Fingerprint of ATP
著者 (6件):
資料名:
巻: 33  号:ページ: 405-410  発行年: 2016年12月31日 
JST資料番号: X0662A  ISSN: 1344-4905  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
今日,蛍光分光法は,食品材料の非破壊の品質計測に対する有力な方法とし使用されている。アデノシン5‘-3分子リン酸(ATP)の蛍光指紋(FF)は種々のローフード材料の品質評価の間に観察されてきた。ATPの蛍光スペクトルは,pHを含む種々の因子によって影響されるが,いまだ明白になっていない。したがって,本研究はATPの標準の溶液(凍結と非凍結状態の両方に対し10,5と1μmol/mLのFFデータに及ぼすpH(5.0~8.0)の影響を証明することを試みた。本研究の結果が,蛍光の信号の強さはATPの濃度のみならずサンプルのpHによっても影響されることをことを明らかにした。pHを増加することによって劇的に降下したが,それぞれの濃度に対して,蛍光の最高の強さはpH5.0で非凍結のATPで示された。ATPのサンプルの大多数が,蛍光の最高の強さを得るための波長の条件について同じような傾向を示した。わずかなpHの変化がFFの強さとスペクトルの特性に影響を与えたし,ピークの波長条件を移動させた。この方法の実行はFFの確実性を保証する助けになるだろうし,又,食品の多くの成分へのpHの影響を検証するのに使用できる技術として成分の最適化する助けになるだろう。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
測光と光検出器一般  ,  赤外・遠赤外領域の測光と光検出器  ,  酸塩基平衡 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
引用文献 (12件):
  • 1) ElMasry, G., Nagai, H., Moria, K., Nakazawa, N.,Tsuta, M., Sugiyama, J., Okazaki, E., Nakauchi, S., Freshness Estimation of Intact Frozen Fish Using Fluorescence Spectroscopy and Chemometrics of Excitation-Emission Matrix, Talanta, 2015, 143, pp. 145-156.
  • 2) Lakowicz, J.R., Principles of Fluorescence Spectroscopy, 3rd ed., 2006, Springer, New York, pp 1-25.
  • 3) Karoui, R. and Blecker, C., Fluorescence Spectroscopy Measurement for Quality Assessment of Food Systems-a Review, Food and Bioprocess Technology, 2011, 4, pp 364-386.
  • 4) Christensen, J., Nørgaard, L., Bro, R., Engelsen, S.B.,Multivariate Autofluorescence of Intact Food Systems, Chemical Reviews, 2006, 106, pp 1979-1994.
  • 5) ElMasry, G., Nakazawa, N., Okazaki, E., Nakauchi, S., Non-invasive Sensing of Freshness Indices of Frozen Fish and Fillets Using Pretreated Excitation-Emission Matrices, Sensors and Actuators B: Chemical, 2016, 228, pp 237-250.
もっと見る
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る