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J-GLOBAL ID:201702280787665146   整理番号:17A0856511

暗および明条件下でのクルクミンの抗菌作用機序:toxicoproteomicsアプローチ【Powered by NICT】

Modes of antibacterial action of curcumin under dark and light conditions: A toxicoproteomics approach
著者 (4件):
資料名:
巻: 160  ページ: 8-20  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0073A  ISSN: 1874-3919  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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クルクミンは強力な天然食品グレード抗微生物化合物である。光への曝露は,その抗菌能を増強する。プロテオーム法を暗所と照明に抗菌クルクミン効果の機構的側面を研究するために,この研究で使用した。暗条件下と明条件下で水分散性クルクミンメチルβシクロデキストリン包接錯体に曝露した大腸菌細胞は同じ照明領域下に保持された非処理細胞と比較した。暗誘発適応応答におけるクルクミン治療は,酸化ストレス,DNA保護,蛋白質恒常性,変化するNADHレベルを介した酸化還元状態の調節,ガス伝達物質(H_2SとNH_3)生合成の緩和を目的とした。これらの現象の一部は光で処理したE.coliにも存在したが,光誘起クルクミン毒性は不適応応答によって優勢であった。光下でクルクミン処理により誘導されたROSバーストは鉄代謝を破壊する細胞適応機構を無効にし,鉄-硫黄クラスター生合成の調節解除と最終的に細胞死をもたらした。トキシコプロテオミクスの知見は,トランスクリプトーム解析と細胞内ROS,NADH,NADPHと鉄レベルの評価により検証した。本研究の結果は,クルクミンの抗細菌作用の推定上の機構的基礎を解明するために,より効率的な汚染制御への方法を示唆した。特に,クルクミンの抗微生物効果は細胞酸化還元状態のフリーラジカル解毒と変調によるその暗毒性を修復する細菌系を標的とすることにより増強できる。著者の知識の及ぶ限りでは,これはクルクミンの暗および光誘起抗菌活性を区別する最初のプロテオミクス研究である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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