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J-GLOBAL ID:201702281946325497   整理番号:17A1421648

炭酸カルシウム粒子の触媒合成のための炭酸アンヒドラーゼ共役リポソームの調製と特性化【Powered by NICT】

Preparation and characterization of carbonic anhydrase-conjugated liposomes for catalytic synthesis of calcium carbonate particles
著者 (2件):
資料名:
巻: 105  ページ: 9-17  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0989B  ISSN: 0141-0229  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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固定化酵素を用いた生体模倣アプローチである構造的に規定された無機材料の合成に有用である。本研究では,ウシ赤血球からの炭酸アンヒドラーゼ(CA)は25°Cで結合したNG POPEとして15mo1%1-パルミトイル-2-オレオイル-sn-glycero-3-ホスホエタノールアミン-N-(グルタリル)(NG POPE),と同じアシル鎖を持つ双性イオン性およびアニオン性リン脂質からなるリポソームに共有結合した。共役のために,リポソームNG POPEのカルボキシル基は11mm 1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド(EDC)と4.6mM N-ヒドロキシスルホスクシンイミド(スルホNHS)で活性化した。149nmの平均流体力学的直径を有する炭酸アンヒドラーゼ共役リポソーム(CAL)はリポソーム当たり平均5.5×10~2自由CA分子に対応するエステラーゼ活性を示した。一方,固有蛍光と吸光度測定は一貫して平均1.4×10~3CA分子はリポソームに結合させ,酵素の分子配向はその活性に影響することを示唆したことを明らかにした。炭酸カルシウム粒子の形成は有意に10 40°Cで0.3M Tris溶液におけるCAL([脂質]=50μM)によって加速された溶存CO_2(≒17mM)とCaCl_2(46mm)であった。ζ電位測定で明らかにしたアニオンCALはカルシウムで吸着された。重炭酸イオンはリポソーム封入CA分子により生成した触媒したCALシステムはカルシウムコロイド界面を提供した。CALもモデル煙道ガス(10vol/vo%CO_2)で動作する外部ループエアリフト気泡塔で機能し,走査電子顕微鏡(SEM)で観測した部分的に凝集した炭酸カルシウム粒子を生成した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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酵素の応用関連 

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