文献
J-GLOBAL ID:201702282109068278   整理番号:17A0283002

屋外状況下のバイオエタノール発酵に使用される微小藻類Scenedesmus obliquus CNW-NによるCO2低減及び炭水化物生産の実現可能性:季節的変動の影響

Feasibility of CO2 mitigation and carbohydrate production by microalga Scenedesmus obliquus CNW-N used for bioethanol fermentation under outdoor conditions: effects of seasonal changes
著者 (11件):
資料名:
巻: 10  号: Jan  ページ: 10:27 (WEB ONLY)  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: U7022A  ISSN: 1754-6834  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
背景:屋外培養システムは相対的に安価での微小藻類による物質生産に広く使用されているが,発酵によるバイオエタノール生産の原料として使用される炭水化物に富む微小藻類の屋外培養に関する研究は依然として限定される。特に,微小藻類の細胞増殖,CO2固定化及び炭水化物生産に及ぼす季節的変動の影響は十分に研究されていない。結果:台湾南部における炭水化物に富む微小藻類Scenedesmus obliquus CNW-Nの一年を通した培養に関して屋外管型光バイオリアクタ(PBR)の実現可能性を示した。窒素欠乏条件下の炭水化物含量の経時変化プロファイルをモニターし,季節的変動を評価した。最適CO2固定速度及び炭水化物生産性は各々430.2mg L-1d-1及び111.8mg L-1d-1であり,それを夏季の間に得た。窒素飢餓下で,微小藻類バイオマスは炭水化物の約45-50%を蓄積し,それは微小藻類細胞において総炭水化物の70-80%を占めるグルコースから主に構成された。このグルコースに富む微小藻類バイオマスはバイオエタノール発酵の適切な炭素源であった。結論:この研究により,原料として屋外の光バイオリアクタにおいて増殖した微小藻類を用いてCO2固定化及びバイオエタノール生産の組合せの実現可能性を示した。炭水化物生産性の季節的変動の理解により,この方法を実際に実行可能にした。この研究で提案した新しい方法はCO2低減及び生物燃料生産に対処する現行法への有望な代替法であるだろう。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物燃料及び廃棄物燃料  ,  植物組織・細胞による物質生産  ,  工業的培養法,装置 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る