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J-GLOBAL ID:201702282165306146   整理番号:17A0191648

デヒドロアヌレン誘導体の自己集合-環状共役系の新しい側面-

著者 (1件):
資料名:
巻: 65  号:ページ: 16-17  発行年: 2017年01月20日 
JST資料番号: G0942A  ISSN: 0386-2151  CODEN: KAKYEY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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[n]アヌレンとはn員環の環状共役ポリエンの一般名称であり,アヌレン環にC≡C結合を有する場合はデヒドロ[n]アヌレンと称する。本稿ではアヌレン類のこれまでの開発経過と注目された電子物性の概略を述べると共に,著者らの研究の一部を紹介した。1960~1970年ごろのアヌレンに対する関心事は芳香族性/反芳香族性の存否であり,2000年以降は半導体材料や非線形光学材料への応用展開として各種アヌレンが合成された。著者らは,デヒドロ[12]アヌレン環にフェナントレン環2個を左右対称に縮環させた化合物およびデヒドロ[18]アヌレン環にフェナントレン環3個を3方向位置に均等に縮環させた化合物を合成し,高い平面性に由来しπスタッキング相互作用による自己集合化して形成したナノベルトやナノファイバーを得た。またそれらは液晶性を示すことも確認した。
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分類 (2件):
分類
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炭素多環化合物一般  ,  単環脂環式化合物一般 
引用文献 (3件):
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
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