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J-GLOBAL ID:201702282381279268   整理番号:17A0744121

児童を対象とした土に関するアンケート調査の解析からみえた土壌教育の重要性-東京都(板橋区,府中市)と栃木県(大田原市,市貝町)の調査データより-

The importance of soil education analyzed from a survey questionnaire of elementary school children: A case study in Tokyo and Tochigi
著者 (3件):
資料名:
巻: 88  号:ページ: 205-212  発行年: 2017年06月05日 
JST資料番号: G0156A  ISSN: 0029-0610  CODEN: NIDHAX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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土壌教育の重要性を分析するために東京都と栃木県に住む小1から小6を対象として土に関するアンケート調査を行った。調査したデータの総数は1,993名であった。得られたデータを解析した結果,次の結果が得られた。1)土について「できるだけ知りたい」と答えた児童の割合は,学年進行とともに低下した,2)周囲の「土のある場所」の多寡が児童の「土への関心」に影響を及ぼす可能性が高い,3)「土に関する知識」の数が多くなると,「土の必要性への意識」が高まる,4)「土の必要性への意識」への回答「できるだけたくさんあった方がよい」と答えた児童の約68%が「できるだけ知りたいと」と回答した,5)「土への触れ合い方」への回答が「まったく触れない」であった児童の約38%が「知りたいと思わない」と回答した,6)東京都の小6の30%以上が,土について「知りたいと思わない」と答えたが,小5では10%程度であった,7)周囲に「土のある場所」が「たくさんある」と回答した児童の割合が約70%であった市貝町では,「知りたいと思わない」と回答した小6の割合が10%程度であった。以上のことから,小6の児童-特に,周囲に「土のある場所」が少ない児童-に対する土壌教育が重要であると考えられた。(著者抄録)
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分類 (1件):
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土壌学一般 
引用文献 (14件):
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