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J-GLOBAL ID:201702282637882951   整理番号:17A1487917

水溶液,凍結,および凍結乾燥りん酸緩衝液の酸性度の比較:「pH記憶」効果がある【Powered by NICT】

Comparing the acidities of aqueous, frozen, and freeze-dried phosphate buffers: Is there a “pH memory” effect?
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巻: 530  号: 1-2  ページ: 316-325  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0285B  ISSN: 0378-5173  CODEN: IJPHD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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「pH記憶」の概念は,前凍結乾燥溶液のpHおよび凍結乾燥粉末(lyophile)のイオン化状態の間の相関に関する文献で確立されている。本論文では,「pH記憶」の概念は,水溶液,凍結溶液,lyophileの系に対して調べた。5 9のpH範囲でナトリウムとリン酸カリウム緩衝液は,酸性度プローブとしての凍結,凍結乾燥スルホンフタレイン指示薬とし,それらのHammett酸性度関数は水溶液の初期pHと比較した。結果は凍結乾燥の酸性度は,初期pHと比較して変化し若干であるが,凍結状態における酸性度は実質的に異なることを示した。凍結緩衝液のHammett酸性度関数は,初期pH,特に233Kで凍結したリン酸ナトリウムから著しく異種であることが分かった,初期pHの増加は,特定のpH範囲で凍結状態のHammett酸性度関数の減少をもたらした。試料を乾燥した後のりん酸ナトリウム緩衝液を凍結後に観測された大きな酸性化は凍結乾燥では検出されなかった現象をX線粉末回折により分析し形成された結晶を考慮して説明した。結果はlyophileの最終酸度を監視する全凍結乾燥過程を通して全ての酸性度変化を予測するのに十分ではないことを示唆した。良く制御された凍結と凍結乾燥条件の重要性は研究の結果から得られる。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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生物薬剤学(基礎) 

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