抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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低速エレベーターを対象としたリニューアル機種“Elemotion
+”を2011年に市場投入して約6年が経過した。1990年以降に製造した三菱エレベーター“GRANDEE”がリニューアル対象時期を迎えたことから,GRANDEEに対してリニューアル標準化を図るとともに意匠器具のデザインを刷新した。また,高齢者が多いマンションや病院などはリニューアルによるエレベーターの長期間休止がリニューアルの大きな障害となっていた。その問題を解決するためGRANDEEを対象としてリニューアル工事の連続休止期間を0日にする“Elemotion
+[ZERO]”を開発した。(1)連続休止期間の0日化。リニューアル工事を複数のステップに分割し,各ステップ完了後,顧客がすぐにエレベーターを利用できるように新旧双方の巻上機などを制御できるハイブリッド制御盤を開発した。(2)操作表示器具。今回の開発で,操作表示器具のラインアップを刷新し,新設規格機種とデザインの統一を実現した。また,戸開閉を知らせる“ドアシグナル”を開発した。(3)かご室天井。かご内照明器具の省エネルギー化を狙い,LED照明タイプの充実化を図った。また,従来機種で好評を得ている様々な照明板の組み替えが可能なフレキシブルデラックス天井に加え,新設エレベーターの天井意匠をラインアップして新設機種とリニューアル機種の意匠統一化を図った。(著者抄録)