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J-GLOBAL ID:201702283042665614   整理番号:17A0871193

亜麻仁および亜麻仁油のHCN含量,化学組成および貯蔵安定性に及ぼす赤外線ロースティングの影響亜麻仁および亜麻仁油のHCN含量,化学組成および貯蔵安定性に及ぼす赤外線焙煎の影響

The Effects of Infrared Roasting on HCN Content, Chemical Composition and Storage Stability of Flaxseed and Flaxseed Oil
著者 (3件):
資料名:
巻: 94  号:ページ: 877-884  発行年: 2017年06月 
JST資料番号: C0259A  ISSN: 0003-021X  CODEN: JJASDH  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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亜麻仁に対して赤外線(IR)を照射する(ロースティング)ことにより,β-グルコシダーゼ酵素を不活性化することで青酸(HCN)を低減する可能性,および,IRロースティングが抽出亜麻仁油の組成と特性に与える影響,さらに,貯蔵時の加水分解,酸化安定性に対するIRロースティングの影響について調べた。IR照射は,短波長と中波長とで行い,それぞれ,3.1~7.0分,3.3~8.2分間照射した。その結果,短波長と中波長ともに,亜麻仁中のHCNを約60%低減する結果が得られた。また,全トコフェロール含量が非ロースティング品に比べて増加したが,亜麻仁油中の脂肪酸組成はIRロースティングによっては顕著な変化はなかった。さらに,6か月間の貯蔵テストでは,IRロースティング品の過酸化物価(PV)が95mEqO2まで上がった。HCNの減少とPVの増大を併せ考慮すると,亜麻仁はそのまま貯蔵し,使用する前にIRロースティングを行うことが推奨される。
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分類 (3件):
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食用油脂,マーガリン  ,  食品の分析  ,  食品照射 

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