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J-GLOBAL ID:201702283157162271   整理番号:17A0690001

人に着目する防犯技術と,機会に着目する防犯技術-大学における防犯カメラ設置問題からの考察-

Should Crime Prevention Focus on Humans or Crime Opportunities?-The Problem of Installing Crime Prevention Cameras in College Classrooms Crime Prevention Focusing on the Humans and on the Opportunities for Crimes-
著者 (1件):
資料名:
巻: 117  号: 69(SITE2017 1-4)  ページ: 33-36  発行年: 2017年05月24日 
JST資料番号: S0532B  ISSN: 0913-5685  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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大学における防犯カメラによる備品窃盗等の犯罪防止にかかわる問題の考察を通じて,情報通信技術(ICT)とその応用の発展に伴って高度化する監視・予測技術について,プライバシー侵害などのリスクや不利益をできるだけ抑えつつ,犯罪や権利侵害行為の防止・抑止を効果的に行うには,どのように活用すべきか検討する。現代の犯罪学研究の成果から見れば,防犯カメラは,犯罪機会の排除・抑止(領域性と監視性の強化)を目指して利用されるならば,一定の効果が見込めるものの,人に着目する利用やデータ解釈を行うならば,効果よりもプライバシー侵害等のリスクや不利益が大きくなると考えられる。多くの監視・予測技術にも同様の問題が存在する。犯罪機会を防止する技術が,古いタイプの犯罪観から不審者追跡・排除の技術に転換する危険性を指摘する。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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建築物の維持・管理  ,  撮像・録画装置 
引用文献 (10件):
  • 小宮信夫,′′犯罪社会学に基づく犯罪予防論,′′犯罪予防の法理,渥美東洋,pp.65-88,成文堂,東京, 2008.
  • 小宮信夫,犯罪は「この場所」で起こる,光文社,東京,2005.
  • 小宮信夫,犯罪は予測できる,新潮社,東京,2013.
  • Gavison, R., ′′Privacy and the Limits of Law, ′′The Yale Law Journal,89(3),pp.421-471,Jan.1980.
  • Hurd, H. M., ′′The Moral Magic of Consent, ′′Legal Theory,2(2),pp.121-146,June 1996.
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