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J-GLOBAL ID：201702283313675064   整理番号：17A0244887

硫酸水溶液中の空気酸化された半導体単層カーボンナノチューブ束のその場電気化学的ラマン分光法

In Situ Electrochemical Raman Spectroscopy of Air-Oxidized Semiconducting Single-Walled Carbon Nanotube Bundles in Aqueous Sulfuric Acid Solution

著者 (8件)： OGINO Shin-ichi (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  ITOH Takashi (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  MABUCHI Daiki (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  YOKOYAMA Koji (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  MOTOMIYA Kenichi (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  TOHJI Kazuyuki (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  SATO Yoshinori (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  SATO Yoshinori (Shinshu Univ., Matsumoto, JPN)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 120  号： 13  ページ： 7133-7143  発行年： 2016年04月07日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： その場ラマン分光法を用いて,高結晶半導体SWCNT束の電気化学ドーピングに及ぼす空気酸化の影響を調査した。非その場ラマン測定は,高結晶半導体SWCNTからなる束が450°Cで30分空中で酸化されると,小さい直径分布をもつAO(空気酸化)-SWCNTの形成と,大きな直径のSWCNTの化学的官能化が起こることを示した。AO-SWCNTは,酸素含有官能基により主に改質される。負に帯電したばあいには,AO-SWCNTのG⁺線のダウンシフトは,空気酸化前と比べて大きいことを見出した。全ナノチューブに対して小径ナノチューブの比が高いと,C-C結合の弱化効果はフォノンエネルギー繰り込みのものより強いことを,その場ラマンデータは示した。

シソーラス用語： 硫酸 ,  *空気酸化 ,  *半導体 ,  *単層カーボンナノチューブ ,  *Raman分光法 ,  ドーピング ,  結晶度 ,  官能化 ,  キノン ,  エステル ,  フォノン ,  C-C結合 ,  くりこみ
準シソーラス用語： 結晶性 ,  無水物 ,  炭素-炭素結合

分類 (2件)： 無機化合物の赤外・Ramanスペクトル(分子)  (BH06032B) ,  炭素とその化合物  (YB02060D)

タイトルに関連する用語 (6件)： 硫酸水溶液 ,  空気酸化 ,  単層カーボンナノチューブ ,  束 ,  電気化学 ,  ラマン分光法