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J-GLOBAL ID：201702283326268533   整理番号：17A0987888

キラルサリドマイドおよびその誘導体の多次元代謝系のLC-MS/MSとキロプチカル分光学的分析【Powered by NICT】

LC-MS/MS and chiroptical spectroscopic analyses of multidimensional metabolic systems of chiral thalidomide and its derivatives

著者 (4件)： Ogino Yoshiyuki (Waseda University, Department of Life Science and Medical Bioscience, Tokyo, Japan) ,  Tanaka Masahito (National Institute of Advanced Industrial Science and Technology (AIST), Research Institute of Instrumentation Frontier, Tsukuba, Japan) ,  Shimozawa Togo (Waseda University, Department of Life Science and Medical Bioscience, Tokyo, Japan) ,  Asahi Toru (Waseda University, Department of Life Science and Medical Bioscience, Tokyo, Japan)
資料名： Chirality  (Chirality)
巻： 29  号： 6  ページ： 282-293  発行年： 2017年 
JST資料番号： W0179A  ISSN： 0899-0042  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： エナンチオマサリドマイドはキラル反転,加水分解,および酵素的酸化を含む生物変換種々の,いくつかの代謝産物をもたらすを受け,それによってサリドマイドの性質の理解の複雑性に追加した。この複雑性を解読するために,in vitroでのサリドマイドおよび関連分子の多次元代謝反応ネットワークを解析した。サリドマイドの種々の代謝物とキラル反転,加水分解,ヒドロキシル化の組合せ中に発生する関連分子の量の特徴的パターンを,液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析及びキロプチカル分光法を用いて観察した。一置換サリドマイド誘導体はサリドマイドと比較して異なる時間依存代謝パターンを示すことを見出した。もサリドマイドのmonohydrolyzedとモノヒドロキシル化代謝産物はヒドロキシル化代謝産物のサリドマイドとそれに続く開環のC-5酸化により主に生成する可能性があることを明らかにした。キラリティーは代謝中のこれらの代謝産物の大部分に保存されていたので,それらは非代謝サリドマイドのそれと同じキラリティーを持っていた。著者らの知見は,サリドマイドとその誘導体の多重代謝物の顕著な薬理学的効果の理解に向けて寄与するであろう。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 酵素 ,  ヒドロキシ化 ,  生体内変化 ,  *高次元 ,  酸化 ,  in vitro実験 ,  スペクトロスコピー ,  代謝産物 ,  *代謝 ,  加水分解 ,  時間依存性 ,  ネットワーク ,  芳香族カルボン酸 ,  免疫療法薬 ,  酸イミド ,  芳香族縮合化合物 ,  ジカルボン酸
準シソーラス用語： *キラリティ ,  *LC/MS/MS , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： キラル反転 ,  キロプチカル分光法 ,  酵素的ヒドロキシル化 ,  hydrolysis ,  LC-MS/MS ,  サリドマイド

分類 (5件)： 分子の幾何学的構造一般  (BH05021S) ,  高分子担体・触媒反応  (CG03030W) ,  トリアゾール  (CF07084O) ,  高分子の立体構造  (CG02031G) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

物質索引 (1件)： サリドマイド

タイトルに関連する用語 (6件)： 誘導体 ,  多次元 ,  代謝系 ,  LC-MS ,  分光学 ,  分析