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J-GLOBAL ID：201702283473886409   整理番号：17A0436313

KTN光偏向器を用いた高速En face方式TD-OCTの開発

Development of High-Speed Time-Domain En face OCT Using a KTN Optical Beam Deflector

著者 (6件)： 新屋佑介 (大阪大 大学院医学系研究科) ,  今井欽之 (NTT デバイスイノベーションセ) ,  豊田誠治 (NTT デバイスイノベーションセ) ,  小林潤也 (NTT デバイスイノベーションセ) ,  阪本匡 (NTT デバイスイノベーションセ) ,  近江雅人 (大阪大 大学院医学系研究科)
資料名： レーザー研究  (レーザー学会誌)
巻： 45  号： 3  ページ： 175-180  発行年： 2017年03月20日 
JST資料番号： X0335A  ISSN： 0387-0200  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 光コヒーレンストモグラフィー法の性能を改善するために,En face方式のTD-OCTを開発している。このTD-OCTはサンプルアームを導入したシステムである。集光光学系を用いることで,KTN光偏向器の特性を活かし,分解能の向上を実現した。本報告では,TD-OCTの性能について紹介した。リファレンスアームに音響光学変調器を導入することで,スキャンを行うなく,安定した高周波変調を実現した。ヘテロダイン検波による高感度な検出が可能となり,このシステムにより,3次元のヒト指先の画像の取得に成功した。200MS/sのサンプリングレートの画像取得速度を実現できた。信号処理方法を改善することで,感度や分解能を向上できる。

シソーラス用語： 光偏向 ,  *光偏向器 ,  *光干渉断層計 ,  *トモグラフィー ,  技術開発 ,  高速度 ,  *カリウム化合物 ,  タンタル化合物 ,  ニオブ酸塩 ,  光変調素子 ,  音響光学効果 ,  コヒーレンス ,  信号処理 ,  周波数変調 ,  高感度
準シソーラス用語： 音響光学変調器 ,  *光コヒーレンストモグラフィー

分類 (2件)： 光学情報処理  (BD03060T) ,  その他の光伝送素子  (BD06040S)

引用文献 (18件)：

• D. Huang, E. A. Swanson, C. P. Lin, J. S. Schuman, W. G. Stinson, W. Chang, M. R. Hee, T. Flotte, K. Gregory, C. A. Puliafito, and J. G. Fujimoto: Science 254 (1991) 1178.
• M. Haruna and M. Ohmi: Laser Review 31 (2003) 654.
• M. Ohmi and M. Haruna: Jpn. J. Soc. Laser Surg. Med. (JJSLSM) 26 (2005) 239.
• M. Hangai: JJSLSM 28 (2007) 146.
• M. Sato and Y. Watanabe: JJSLSM 26 (2005) 229.

タイトルに関連する用語 (4件)： 光偏向器 ,  FACE ,  OCT ,  開発