抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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探査を行う犬の歴史は古く,山岳救助犬,災害救助犬,警察犬等,様々な探査犬が育成されている。これらの救助犬は,優れた行動力で足場の悪い瓦礫の上を走り回り,鋭敏な収穫で埋もれた被災者を発見し,吠えて居場所を伝える。本稿では,ロボティックスを有効に活用して,救助犬の能力を拡張する技術について紹介した。インターネットにつながることで新しい知識や価値を生み出すIoTが注目を集めているが,サイバー救助犬の研究はIoTデバイスを利用した犬の行動計画と可視化ととらえることができる。ここでは,サイバー救助犬の概要と要素技術について説明する。特に長時間動き回り,人との言語的なコミュニケーションが困難な救助犬に関して,軽量なサイバースーツなどのハード面,救助犬の意図を推定するセンシング技術などソフト面の技術に言及した。