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J-GLOBAL ID:201702284394288062   整理番号:17A0269113

ミュオンスピン緩和法によって研究されたパイロクロア型イリジウム酸塩Nd2Ir2O7およびSm2Ir2O7における磁気モーメントと規則状態

Magnetic Moments and Ordered States in Pyrochlore Iridates Nd2Ir2O7 and Sm2Ir2O7 Studied by Muon-Spin Relaxation
著者 (25件):
資料名:
巻: 86  号:ページ: 024705.1-024705.7  発行年: 2017年02月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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それぞれ33および117Kにおいて金属-絶縁体転移を示す,パイロクロア型イリジウム酸塩Nd2Ir2O7(Nd227)およびSm2Ir2O7(Sm227)の磁気秩序状態を,ミューオンスピン緩和(μSR)法および密度汎関数理論(DFT)計算によって調べた。金属絶縁体転移と関係して,Irのモーメントの長範囲秩序が現れ,Nd/Smモーメントの付加的長範囲秩序状態が約10K以下の温度で確認された。オールインオールアウトスピン構造がNd227とSm227の両方の現在のμSR結果を最も説得力をもって説明することが分かった。観測された内部場をDFT計算から得た値と比較した。磁気モーメントの大きさの下限はNd227のIrおよびNdモーメントでは0.12μBおよび0.2μBであり,Sm227ではIrおよびSmモーメントで0.3μBおよび0.1μBであると推定した。さらに解析した結果は,IrとNd/Smのモーメント間のスピン結合はNd227では強磁性であり,Sm227では反強磁性であった。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ミュー粒子スピン回転  ,  酸化物結晶の磁性 

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