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J-GLOBAL ID:201702284580635477   整理番号:17A0616507

市販防虫ネットを利用した陸生藍藻イシクラゲNostoc communeによる放射性セシウムの吸収・固定法の効率化

著者 (6件):
資料名:
巻:号:ページ: 65-69  発行年: 2015年07月 
JST資料番号: F1952A  ISSN: 1883-3284  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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福島第一原子力発電所事故後の汚染された土壌からの放射性物質(放射性セシウム)の効率的な生物除染法として,市販防虫ネットを活用した陸生藍藻イシクラゲ(Nostoc commune)の栽培による手法を検討した。南相馬市内6か所の土壌上に市販防虫ネットを敷き,その上でイシクラゲを約30日間栽培した。栽培したイシクラゲを回収し,再度,新たに播種・30日間栽培・回収する操作を6回反復し(2013年4月~10月),回収したイシクラゲの放射能濃度と土壌の放射能濃度を測定した。6カ所とも5月から6月と7月から8月の1カ月間栽培したイシクラゲの放射能濃度が高く,放射性セシウム(134Cs+137Cs)のイシクラゲへの移行係数はそれぞれ0.08~0.24と0.08~0.31であった。本調査後の土壌の放射性セシウム濃度は5カ所で調査前よりも低下していた。これらの結果より,防虫ネットを活用することにより,イシクラゲの飛散を防ぎ,回収を容易にして除染の効率を高めることができ,イシクラゲを生物除染に有効に活用できると考えられた。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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土壌汚染  ,  その他の汚染原因物質 
引用文献 (6件):

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