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J-GLOBAL ID：201702284607975110   整理番号：17A1360547

アルツハイマー病に関連したヘムAβの銅誘起スピン状態変化【Powered by NICT】

Copper induced spin state change of heme-Aβ associated with Alzheimer’s disease

著者 (4件)： Mukherjee Soumya (Department of Inorganic Chemistry, Indian Association for the Cultivation of Science, Jadavpur, Kolkata, India 700032. [e-mail]) ,  Ghosh Chandradeep ,  Seal Manas ,  Dey Somdatta Ghosh
資料名： Dalton Transactions  (Dalton Transactions)
巻： 46  号： 39  ページ： 13171-13175  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0270A  ISSN： 1477-9226  CODEN： DTARAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヘムは,Aβが生理的pHでの平衡に存在するモノヒスチジン結合高スピンペルオキシダーゼ型活性部位とビス ヒスチジン結合低スピンチトクロームb型活性部位の混合物を与えるために結合した。これらの中で,高スピンモノヒスチジン結合した錯体はかなりの量の部分的に還元された酸素種(PROS)を生成し,神経伝達物質の分解を触媒し,チトクロームcを酸化し,潜在的に有害な効果を持つ。過剰Aβの存在ははるかに小さい量PROSのを産生することにより少ない酸化ストレスを発揮する低スピンビス ヒスチジンチトクロームb型活性部位を生成することによりこれらの効果を低下させることができた。Cu(ii)の存在はこの効果を逆転し,良性低スピンヘム-Aβ複合体を変換する有害な高スピン形,過剰Aβの存在下でもできる。データは低スピンヘム-Aβ複合体におけるビス ヒスチジン部位を形成するのに必要なヒスチジンはヘムCu Aβ複合体における高親和性銅結合部位に関与することを示唆した。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *Alzheimer病 ,  *アミロイドβタンパク質 ,  *ペプチド ,  *状態 ,  活性部位 ,  *銅錯体 ,  チトクロームb ,  チトクロームc ,  酸化ストレス ,  ペルオキシダーゼ ,  高スピン状態 ,  アミノ酸 ,  窒素複素環化合物 ,  第一アミン
準シソーラス用語： *Aβペプチド ,  *スピン状態 ,  低スピン状態

分類 (2件)： 蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  神経の基礎医学  (GN01020W)

物質索引 (1件)： ヒスチジン

タイトルに関連する用語 (5件)： アルツハイマー病 ,  ヘム ,  銅 ,  誘起 ,  スピン状態