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J-GLOBAL ID：201702284714539808   整理番号：17A1961837

耕地土壌へのアセタミプリドの収着に対するフミン酸物質と鉄とアルミニウムイオンの影響【Powered by NICT】

Influence of humic substances and iron and aluminum ions on the sorption of acetamiprid to an arable soil

著者 (8件)： Murano Hirotatsu (Faculty of Agriculture, Meijo University, 1-501 Shiogamaguchi, Tempaku, Nagoya, Aichi 468-8502, Japan) ,  Suzuki Katsuhiro (Faculty of Agriculture, Meijo University, 1-501 Shiogamaguchi, Tempaku, Nagoya, Aichi 468-8502, Japan) ,  Kayada Saori (Faculty of Agriculture, Meijo University, 1-501 Shiogamaguchi, Tempaku, Nagoya, Aichi 468-8502, Japan) ,  Saito Mitsuhiko (Faculty of Agriculture, Meijo University, 1-501 Shiogamaguchi, Tempaku, Nagoya, Aichi 468-8502, Japan) ,  Yuge Naoya (Faculty of Agriculture, Meijo University, 1-501 Shiogamaguchi, Tempaku, Nagoya, Aichi 468-8502, Japan) ,  Arishiro Takuji (Faculty of Agriculture, Meijo University, 1-501 Shiogamaguchi, Tempaku, Nagoya, Aichi 468-8502, Japan) ,  Watanabe Akira (Graduate School of Bioagricultural Sciences, Nagoya University, Chikusa, Nagoya, Aichi 464-8601, Japan) ,  Isoi Toshiyuki (Faculty of Agriculture, Meijo University, 1-501 Shiogamaguchi, Tempaku, Nagoya, Aichi 468-8502, Japan)
資料名： Science of the Total Environment  (Science of the Total Environment)
巻： 615  ページ： 1478-1484  発行年： 2018年 
JST資料番号： C0501B  ISSN： 0048-9697  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 土壌及び堆積物,および表面水中のフミン物質(HS)は環境中の有機生体異物の挙動に影響する。しかし,有機生体異物の収着に及ぼす特異的HS画分,すなわちフミン酸(HA),フルボ酸(FA),フミン(HM)の効果についての我々の知識は限られている。ネオニコチノイド系殺虫剤アセタミプリドは,ミツバチコロニーの崩壊に寄与すると考えられている。アセタミプリドの運命に果たす土壌有機物の役割を理解するために,アセタミプリドおよび以上のHS画分の間の相互作用を調べた。畑土壌試料の種々の組合せと同じ土壌から調製した上記3HS画分を用いて行ったバッチ実験と,アセタミプリド収着の等温線値の差は,HS画分間の構造的差異に基づいて調べた。HM(MHM)(Freundlich等温線定数,K_F:6.100)に関連した土壌鉱物へのアセタミプリドの収着は減少したHAまたはFAを添加した(K_F:それぞれ4.179および4.756)。これは,それらの解離カルボキシル基とフェノール基は土壌溶液に直面する配向になるHMとHAまたはFA間の疎水性相互作用に起因すると考えられる。(MHM+HA)または(MHM+FA)に吸着していることがアセタミプリドの量は増加したアルミニウムイオンを添加したとき(K_F:6.933と10.48),あるいは鉄イオンを添加した(K_F:それぞれ7.303および11.29)。アセタミプリドは土壌中の無機成分に対する親和性を持たないため,カチオン架橋によるHS金属錯体の形成は,土壌溶液に直面するHAまたはFAの疎水性部分を指向した,緻密な構造の形成をもたらし,これらの構造に吸着したなるアセタミプリドの量を増加させた可能性がある。これらの結果は,アセタミプリドのpedospheric拡散における土壌成分間の相互作用の重要性を強調する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *フミン酸 ,  表面水 ,  疎水性 ,  フルボ酸 ,  土壌溶液 ,  親和性 ,  *ヒューミン ,  堆積物 ,  *収着 ,  カチオン ,  等温線 ,  *鉄 ,  *アルミニウム(III)イオン ,  フェノール類
準シソーラス用語： *アルミニウムイオン , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 土壌 ,  収着 ,  ネオニコチノイド殺虫剤 ,  アセタミプリド ,  フミン物質 ,  カチオン橋かけ

分類 (2件)： 土壌汚染  (FB04100T) ,  重金属とその化合物一般  (SB05021R)

物質索引 (2件)： フェノール ,  アセタミプリド

タイトルに関連する用語 (7件)： 耕地土壌 ,  アセタミプリド ,  収着 ,  フミン酸 ,  物質 ,  鉄 ,  アルミニウムイオン