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J-GLOBAL ID：201702284976542416   整理番号：17A0494419

龍涎香に関する研究

Study on Ambergris

著者 (2件)： 上田大次郎 (新潟大 大学院自然科学研究科) ,  佐藤努 (新潟大 大学院自然科学研究科)
資料名： 季刊香料  (香りの本)
号： 273  ページ： 53-59  発行年： 2017年03月20日 
JST資料番号： F0797A  ISSN： 0368-6558  CODEN： KORYA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 龍涎香は,マッコウクジラの腸の中に凝結物として蓄積する代謝生成物であり,良質な香料の中で最も貴重な香りの一つであるが,それがどのように形成されているかはまだ正確には分かっていない。今日,マッコウクジラは保護種であり,自然からの龍涎香の供給は非常に限られている。本稿では,龍涎香の成分であるアンブロックスとアンブレインの酵素的合成について紹介する。

シソーラス用語： *ワックス ,  マッコウクジラ ,  凝集体 ,  代謝産物 ,  *動物性香料 ,  生合成 ,  *酵素的合成 ,  *竜ぜん香 ,  トリテルペン ,  ジエン ,  脂環式アルコール
準シソーラス用語： アンバーグリス ,  凝結物 ,  代謝生成物

分類 (1件)： 精油,香料  (YG03020H)

物質索引 (2件)： アンブレイン ,  アンブロックス

引用文献 (17件)：

• Dannenfeldt, K.H. Isis, 73, 382-397 (1982).
• Ohloff, G. In Fragrance Chemistry (E. T. Thimer, Ed.) , Academic Press, New York, 535-573, (1982).
• Schaefer, B. In Natural Products in the Chemical Industry; Springer, 140-168 (2014).
• Awano, K., Ishizaki, S., Takazawa, O., Kitahara, T. Flavour Fragr. J., 20, 18-21 (2004).
• 古林真衣子,梅野太輔,香料,269,21-29(2016).

タイトルに関連する用語 (3件)： 涎 ,  香 ,  研究