抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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植物病原菌Pseudomonas syringae pv.japonicaによって引き起こされるムギ類黒節病の栽培的防除法を紹介した。1)三重県の農業研究所は,約10aの原原種生産圃場のために,約2aのビニールハウスで,1品種につき4年程度の間隔で約50kgの黒節病菌を保菌していない健全な種子を生産している。2)大面積で実施可能な栽培的防除法として,3県で適期より約1月遅く播種する遅播栽培を検討した。香川県では晩播による発病抑制効果を確認したが,穂数の減少による減収が見られた。三重県でも発病抑制効果を確認したが,穂数の減少は見られなかった。埼玉県では発病抑制効果が見られなかった。地域差や品種差を考慮してデータを蓄積する必要がある。