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J-GLOBAL ID:201702285749861796   整理番号:17A0526592

琵琶湖流入河川流域における森林および農地土壌中のリン含有粒子サイズの違い

Difference in particle sizes containing phosphorus among forest and agricultural soils in a watarshed of Lake Biwa
著者 (7件):
資料名:
巻: 41  号:ページ: 147-152 (WEB ONLY)  発行年: 2017年03月 
JST資料番号: U0233A  ISSN: 2187-0500  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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リンは土壌中で主にリン酸として存在し,土壌中に蓄積しやすい。それ故に,農地の土壌粒子はリンを多分に保持し,これが雨水や土壌侵食などにより農地から水域へと流出すると,リンが多量に水域へと供給される。農地から河川へのリン流出量は,森林からよりも大きいとされている。陸域からのリンの流出形態は,溶存態リンと懸濁態リン(土壌粒子リン)があるが,農地から流出するリンは懸濁態リンが多いとされる。今回,懸濁態リンのソースとなり得る微小な土壌粒子を農地(水田・畑地)にどれほど含まれているかにつき,森林と比較した。土壌サンプルは,琵琶湖流入河川周辺の水田,畑地,森林から採取したものを用いた。その結果,農地においては土壌中のリン濃度が高いと言うよりは,比較的粒径の小さなリンが多く存在していることが明らかとなった。特に農地土壌は,元々保持している土壌の粒径分布が比較的小さく,懸濁態リンを供給しやすい粒径分布であるため,リン流出ポテンシャルが高いと考えられた。
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分類 (1件):
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土壌化学 

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