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J-GLOBAL ID:201702285817750991   整理番号:17A0044112

宇宙からの高性能光学観測を支える技術 第2回 X線天文衛星「ひとみ」(ASTRO-H)高精度構造システムの開発報告

著者 (13件):
資料名:
巻: 65  号:ページ: 5-10  発行年: 2017年01月05日 
JST資料番号: F0230A  ISSN: 0021-4663  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ASTRO-Hには軟X線分光検出器,軟X線撮像検出器,硬X線撮像検出器,軟γ線検出器の4種類の合計6台の観測機器が搭載されている。そのため衛星の構造システムは非常に高い形状精度と安定度が要求されている。また軟X線分光検出器に搭載された冷凍機用のアイソレータは非線形な振動特性を持つ。正弦波振動試験では,強度検証が必須である下部構造に対しては,衛星一次のモードを含む低周波で十分な荷重を印加し強度評価を行った。アイソレータの共振点付近では加振レベルを手動で低減し,振動特性の評価を主眼とした。試験と解析モデルの固有振動数の差異についてはCoupled load analysisにおいて周波数を掃引し,最大応答を評価することで対応した。以上のことを留意して,FMの正弦波振動試験における衛星各部の応答と解析との差異を評価し,フライトの予備荷重が設計荷重を十分に下回ることを確認した。
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分類 (1件):
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飛しょう体の設計・構造 
引用文献 (7件):
  • 1) Takahashi, T., et al. : The ASTRO-H (Hitomi) X-ray Astronomy Satellite, SPIE, 9905 (2016), doi : 10.1117/12.2232379.
  • 2) Yasuda, S. and Ishimura, K. : Method of Determining Specification for Transmissibility of Vibration Isolator for ASTRO-H Soft X-ray Spectrometer (SXS), Proc. 13th European Conference on Spacecraft Structures, Materials and Environmental Testing, ESA-SP-727, 2014.
  • 3) 安田 進:ASTRO-H/SXS用振動アイソレータの開発,第31回宇宙構造・材料シンポジウム特別講演,2015.
  • 4) 峯杉賢治,他:次期X線天文衛星ASTRO-Hの構造設計,第52回構造強度に関する講演会講演集,2010,pp. 215-217.
  • 5) Kawano, T., Ishimura, K., Minesugi, K., Omagari, K. and Tanaka, K. : A Technique to Evaluate On-orbit Thermal Deformation for Large Precise Structure in ASTRO-H, 56th AIAA/ASCE/AHS/ASC Structures, Structural Dynamics, and Materials Conference, AIAA SciTech, AIAA 2015-0203, 2015.
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